ビューティー&ヘルス 年末年始に時間があったので、タブレットを長時間使っていたところ、肩がガチガチになってしまいました。これもある種、「スマホ症候群」のようなものかもしれませんが、タブレットの疲れない使い方はないでしょうか?ちなみに普段はソファに座り、タブレットを膝の上に乗せて操作することが多いです。A.Tさん(30歳 会社員)

Aタブレットは机などの上に置いて立てかけて使いましょう。

スマホだけでなく、使い方に気をつけたいのが、『iPad』などのタブレット型端末です。

タブレットは軽いと言っても、やはり長時間持っていると、僧帽筋(肩の筋肉)や小胸筋(胸の奥にある筋肉)が緊張し、「肩が上がり、力が入る」状態になってしまうのです。その上、電子書籍を読むのに1時間も下を向いていたら「肩は凝り、目はしょぼしょぼ」になることは改めて強調するまでもないでしょう。先日も腕のしびれと強い肩凝りで来院された患者さんに問診しましたが、『iPad』を一日2時間ほど使用しているのが原因でした。

ただ、使い方によっては、肩への負担は軽減できます。ハーバード公衆衛生大学院の研究者らは、『iPad』を使う時の姿勢の違いによる首や肩への負担を分析した結果、膝の上に置いて下を向いて使うのが一番負担が大きく、机に置いて画面を自分のほうに傾けるのが、最も負担が少ない姿勢だったと報告しています(『CNN ENGLISH EXPRESS』2012年5月号より)。ちなみに『iPad』による肩の障害は、「iPadショルダー」と呼ばれているほどなのです。

ご質問のように、『iPad』をソファに座り、膝の上にのせて操作するとなると、腰が丸くなった状態で真下を向いていることになりますので、ストレートネックを悪化させ肩凝りや頭痛もしくは腕のしびれなど辛い症状の原因になる可能性が高くなります。タブレット端末を10分以上使用する時は机の上に置いて何かに立てかけて目線が上がるようにして使うと良いでしょう。

賢人のまとめ

タブレット端末を10分以上使用する時は膝の上に置いて操作せず、机などに置いて立て掛け目線を上げて使うと首や肩への負担が軽減されます。