ビューティー&ヘルス 先日ぎっくり腰になってしまいました。動くことができず、まず何をすればいいか……、安静にしておけばいいのでしょうか?(36歳 会社事務)

Aまずは楽になる姿勢をとって安静にしましょう。安静にすれば痛みが和らぐ場合は、動けるようになるまでは回復を待ちます。このとき患部を冷やすのがおすすめ。回復後はできれば受診してください。安静にしていてもひどい痛みがある場合は内臓疾患の恐れもあるのですぐに病院へ行ってください。

寒い時期におきやすい「ぎっくり腰」。その多くは筋肉が原因のもので、「筋膜性腰痛」や「急性腰痛症」と呼ばれています。原因は筋肉が収縮しているときに無理に伸ばしてしまったことで起こる筋肉のキズ。筋細胞や筋繊維の部分的な切断が多いといわれています。

0211no4「ぎっくり腰」は突然なるものなので、はじめて体験した人は痛さと不自由さにびっくりするはずです。まったく動けなくなるので、医者に行くこともできず、どうしていいかわからないという人も多いようです。その場合は、楽な姿勢をとり落ち着くまでとにかく安静にすることが大切。筋肉が傷ついたことによるぎっくり腰の場合、自然に治癒力があるので回復してくるはずです。

また応急処置としておすすめなのがRICEの処置と言われるもの。次ページで詳しく説明しますが、R(REST:安静)I(ICE:冷却)C(Compression:圧迫)E(Elevation:挙上)を心がけてみてください。ぎっくり腰は平均的にキツイ痛みは3日間、日常生活ができるようになるには1週間くらいかかると思いますが、この間に再度痛めないことが大切。治りかけのころは再発しやすいので注意しましょう。またきちんと治せばクセにはならないので、一度なった場合は完治するまで治療に専念しましょう。ちなみに、ぎっくり腰でも、安静時に激痛がある場合は、内蔵や骨に異常がある可能性があるのですぐに受診をしてください。

きっかけはくしゃみでもなる! ぎっくり腰の意外な原因とは?

筋肉の働きは、伸縮をしてさまざまな刺激を吸収し、同時に疲労物質=乳酸の分解もしてくれます。しかし疲労物質である乳酸が溜まると筋肉が縮こまりやすくなり、ちょっとしたきっかけでコリが生じたり、筋肉繊維が切れるということが起こるのです。その主な原因は、筋肉・神経・関節への急激な負荷、過度の緊張、運動不足、肥満、疲れなどがあります。また寒くて筋肉が縮こまると起こりやすいとも言われています。不用意に体をひねったり、重いものを中腰で持ち上げたり、前傾姿勢をとったとき、長時間同じ姿勢をしたときはなりやすいので気をつけましょう。また女性は月経時や産後、骨盤や背骨の靱帯が緩んだことがきっかけで起こる事もあるので注意が必要です。

次ページでは「ぎっくり腰予防のマッサージ」と「RICE処置法」をお届けします。

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