ビューティー&ヘルス 何を言っても響かないゆとり世代の後輩にイライラ。どう教育すればいい? (36歳・法律事務所勤務)

上司と新入社員の後輩との板挟み、というのは辛いですよね。
自分のポジションと価値観、これまで学んできたことを全く無視した、というか、軽視した? 後輩の振る舞いに、ただでさえ不愉快な思いをしているのに、上司からも指導係としての責任を追及されるなんて……。
もう、本当に腹立たしいし、悲しいし、本来感じなくてもいいような「無力さ」さえ感じてしまうことでしょう。

「何を言っても響かない、注意しても聞かない」とありましたが、いくら訴えても、相手に言葉や気持ちが伝わらないことって、あるんですよね。

そんなとき、相手の能力を批判したくなりますが……本来、考えたいのは「どうすれば伝わるのか?」ということ。そのためには、伝わらない理由は何か? も考える必要があるでしょう。

1.相手を知ること

伝わらない理由は、自分とは違う感性 or 価値観、もしくはその両方です。
感性や価値観というのは、時代や年代、性別、生まれ育った環境や現在の生活環境、身体的なものや知性、趣味趣向、などが影響し形成されているものです。

つまり、相手を知ること。
何故、そうなのかを探ることです。

文化や宗教、言葉や人種などが異なる外国人と接するときには、相手の背景を尊重するものでしょう。一方的に、此方の常識を述べても伝わらないし理解しては貰えないのです。

2.価値観をシェアすること

注意しても、きかない理由は何か?
あなたは、それを相手に直接尋ねたことがありますか?

「なんでわからないの? 何度も言っているのに、何故できないの?」というのは、尋ねていることになりませんよ。これは責めているにすぎないので。

まず、相手があなたからの注意をどうとらえているのかを知ることです。此方の価値観を押し付けるのではなく、現状を当人に分析させること

「何がそうさせているのか?」
「その人にとってベストな状態は、どういったものなのか?」

そして、あなたが要求していることとその理由+あなたの価値観も伝えましょう。相手の価値観と擦りあわせることで、別の方向性が見えてくるはずです。

賢人のまとめ

相手に言葉や気持ちが伝わらないときは、自分とは違う感性や価値観を持っていると割り切り、「相手を知ること」に力を入れましょう。また「価値観をシェアすること」も大切。相手の価値観と擦りあわせることで、違った角度から解決策が見えてくるはずです。

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賢人プロフィール

女子メンタルの賢人松山真己

臨床心理カウンセラー/パーソナルコーチ
個人や企業へのカウンセリング、コミュニケーション教育、各種セミナーなど。
心の多面性を見つめながら「心の健康と美」を育んでいくカウンセリングには、経営者や専門家、アーティストなどのクライエントも多い。
また、TV雑誌等でのコメントや心理テストの作成分析などにも多く携わっている。
http://www.calix.jp ( 心の健康と美の研究所Calix/株式会社CIELO )