コラム 【浮気事件簿】夫の「離婚してほしい」発言の裏にいる女性の影、妻の実家が加える経済制裁は…!?~その2~

飲み物とデザートを購入し、ラブホテルに入ります。そこから8時間出てきませんでした。

この様子を依頼者・千和子さんとご両親に報告すると、今度はお父様が激怒。「ウチの娘をないがしろにして! 徹底的にやってください。この男を叩き潰してやる」とおっしゃっていました。これには強気のお母様もビックリ。「あなたステキよ!」と惚れ直したような様子で見つめていました。

その後、裁判で争っても十分な3回のデートとラブホテルの出入りを完璧に撮影し調査を修了。いちゃいちゃしている様子もしっかり撮りました。

女性のことも調査したところ、彼女も既婚者でした。3歳と5歳の息子を母親に預けて、デートを楽しんでいたのです。自宅は八王子の住宅街にある建売住宅で、浮気デートを終えた後、彼女は子供を連れて手をつないでファミレスに行っていたので、幸せな生活をしているのだと感じました。

「これは、離婚しかないっすね。でも、この女性は夫とどこで出会ったんだろう……」と千和子さん。

その後、旦那様とその実家から、少なくとも2000万円以上の慰謝料を求めるために、敏腕弁護士に依頼したそうです。

しかし、どうにも我慢がならない千和子さんの両親は、浮気相手の女性のところに乗り込んでいったそうです。後日、千和子さんが離婚の報告にいらっしゃったときに「ウチの両親、彼女からも口止め料として500万円もらっていましたから」と話していました。

「彼女は夫の高校時代の彼女。彼女の夫は普段インドに単身赴任をしていて、半年に1回帰って来るそうです。夫が育児と仕事に疲れている彼女の相談に乗るうちに、男女の仲になったそう。夫は彼女の家に入り浸り、子供もなついていたみたいなんです。さすがに彼女の家で男女の関係になるわけにはいかないから、週末ラブホテルで集中して会っていたんですって。しかも彼女は料理が上手で、お弁当も作ってきていたみたいです」

旦那様は自分が離婚したら、彼女も離婚して一緒になろうと思っていたとか。

「でも、距離が離れていても夫婦の絆は強く、ウチの両親が乗り込んだら“夫には秘密にしてください”と言って、こちらが提示した100万円に上乗せして、500万円振り込んできましたから。その場で夫をLINEブロックして、連絡先も消し、SNSもブロックしたそうです。あっけないもんですよね」

旦那様は、クールな千和子さんに物足りなさを感じていたそうです。

「だからといって、別の家庭に入り浸って、家族ごっこすることはないですよね。あちらの子供にもいろいろ買ってあげてたみたいです。私、夫が無責任に子供をかわいがる様子が手に取るようにわかりますもの。離婚にあたり、夫の部屋を整理したのですが、こっそりハリネズミを飼っていたんです。向うの子供に見せるつもりだったとか。とりあえず、さっぱりしたので、私も実家に戻って、仕事に集中します」

今回の調査費用は、40万円です。

お弁当を作るなど、家庭的なアプローチに弱い既婚男性は多い。

※本連載はプライバシーに配慮し、体験内容を変えない程度に一部書き換えています。

賢人のまとめ

働き方改革の今、パートナーの帰宅時間が遅い日があまりにも多いとき、その背後に浮気の可能性があります。

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プロフィール

山村佳子

夫婦カウンセラー、探偵。JADP認定 メンタル心理アドバイザー JADP認定 夫婦カウンセラー。神奈川県出身。フェリス女学院大学卒業。大学在学中に、憧れの気持ちから探偵社でアルバイトを始め、調査のイロハを学ぶ。大学卒業後、10年間化粧品メーカーに勤務し、法人営業を担当。
地元横浜での調査会社設立に向け、5年間の探偵修業ののち、2013年、リッツ横浜探偵社設立。依頼者様の心に寄り添うカウンセリングと、浮気調査での一歩踏み込んだ証拠撮影で、夫婦問題・恋愛トラブルの解決実績3,000件を突破。リッツ横浜探偵社 http://www.ritztantei.com/