コラム 【浮気事件簿】“サレ夫”の好みはポッチャリ、ふわモコ、甘え系。離婚回避に走る“サレ妻”の秘策は……?~その1~

そこで倫子さんは、「見てはダメ」と自らを律していたのに、スマホを見てしまったそうです。

「そしたら、浮気相手と思しき女性とのやり取りがあったのです。今日もかわいい、愛している、などの言葉が躍っていました。その女性は、20歳年下で食品会社の契約社員をしています。夫の会社にお弁当などを納入するうちに、仲良くなったことが推測できました。さらに、彼女は夫と同じくギャンブルが好きで、地方競馬に小旅行していることもわかりました」

激怒した倫子さんは、やり取りの画面をスクリーンショットして、自分のスマホに送りました。あえてその履歴を夫のスマホに残し、知り合いの弁護士に相談。スポーツクラブでは、事故やモンスタークレーマーの対策のため、相談役として弁護士と契約しています。顔なじみの女性弁護士に、誓約書を作ってもらい、そこに夫と浮気相手の2人に署名してもらったそうです。

「彼女はブヨブヨ体型で、甘い声で子供みたいなしゃべり方をしていました。誓約書を出したら『ごめんなさい。強引に誘われたんです。私は悪くありませぇん』などと言いながらめそめそ泣いている。弁護士さんが何かを言うと、『だってぇ、断り切れなかったんですぅ』とか『慰謝料なんて払えませぇん』などと言って、責任転嫁しようとする。私は恋愛感情が伴わないスポーツですが、夫は恋愛感情を含む不倫行為です。だから、彼女には10万円を支払わせて、二人を別れさせました」

その後、旦那様はそれまでの穏やかな性格とは一変、何もかもがケンカ腰に。愛妻弁当も放置するようになったそうです。

「共通の友人から、夫が『倫子は100点満点中5点の妻だ』とか『筋肉バカとはもう住めない』など言っていることを教えてくれました。そしてまた、どうやら新しい女と浮気をしているようなんです。これは離婚になると思いましたので、それを食い止めるためにも、証拠が欲しいと思いました。私自身は離婚したくないんです。どうか助けてください」

浮気相手の女性と、1泊2日で地方競馬の観戦旅行に行ったこともあったという。

※本連載はプライバシーに配慮し、体験内容を変えない程度に一部書き換えています。

甘え上手なふくよか彼女と密会する夫……男殺しのテクニックに、理系男子は陥落し……~その2~に続きます。

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プロフィール

山村佳子

夫婦カウンセラー、探偵。JADP認定 メンタル心理アドバイザー JADP認定 夫婦カウンセラー。神奈川県出身。フェリス女学院大学卒業。大学在学中に、憧れの気持ちから探偵社でアルバイトを始め、調査のイロハを学ぶ。大学卒業後、10年間化粧品メーカーに勤務し、法人営業を担当。
地元横浜での調査会社設立に向け、5年間の探偵修業ののち、2013年、リッツ横浜探偵社設立。依頼者様の心に寄り添うカウンセリングと、浮気調査での一歩踏み込んだ証拠撮影で、夫婦問題・恋愛トラブルの解決実績3,000件を突破。リッツ横浜探偵社 http://www.ritztantei.com/