コラム 【浮気事件簿】元旅人の夫がこっそり持ち出す20万円、使い道は妻以外の女性のため……?~その1~

その中で、最も要望があったヘアサロンに特化して事業展開をしたのです。

「妹が美容師をしていたので、彼女を呼び寄せました。すると、仕事はどんどん忙しくなって、今は従業員8人になりました。夫は器用なので、サロン周りの様々な雑用をやってくれています」

洋美さんのサロンがここまで成長したのは、旦那様の“人懐っこさ”にあり感謝していると言います。

「夫は、とにかく人当たりがいい。いつも笑顔でやさしい雰囲気を醸し出しています。だから、働かなくても食べていけるんですよね。一緒にバックパッカーをしていた時も、多くの人が夫に手を差し伸べたり、何かをプレゼントしたりするんです。幼いころからそんなことが“当たり前”なので、だれに対しても警戒もしなけりゃ感謝もしない。だからみんなが、気が付けば夫のために働いてしまうんです」

今回、洋美さんが私たちに調査依頼したのは、旦那様が会社のお金を私的に使い込んでいるようで、その用途について。

「夫は自分からあまりお金を使わない、だからとても心配なんです。何か変な話に投資しているのではないか……と思って。あとは、沖縄の実家に過度な送金をしていないかどうかも気になります。あいつの実家はすぐに金をたかってくるんです」

旦那様がサロンのお金から手を付けているのは、毎月20万円程度。これが3か月続いているけれど、浮気している気配は感じられないと洋美さんは断言します。

「なぜなら、夫婦は相変わらず仲良しだからです。生活で変わったことといえば、夫の帰宅時間が毎日0時を過ぎることです。それまでは22時には帰ってきていたのですが……。飲んでいるときもあれば、そうでないときもありますが、ほぼ毎日遅いですね」

素行を疑った背景には、従業員の通報もあったとか。

「私はアネゴ肌というか、社会とうまく適合できない子を引き受けて育てていくところがあります。給料もきちんと払うから、お店の子たちの忠誠心が強いんですよ。『最近、旦那さん、仕事の中抜けが激しくて、おかしいです』などと言われると、心配になってしまい……。たぶん女性はいないと思うのですが、変な仲間とつるんでいるんじゃないかと心配です」

洋美さんのサロンでは、開運メイクや婚活メイクのクラスも開催している。いずれも自然派化粧品で行ない、人気を集めている。

※本連載はプライバシーに配慮し、体験内容を変えない程度に一部書き換えています。

夫が持ち出すお金は、ある女性をかくまうために使っていた……~その2~に続きます。

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プロフィール

山村佳子

夫婦カウンセラー、探偵。JADP認定 メンタル心理アドバイザー JADP認定 夫婦カウンセラー。神奈川県出身。フェリス女学院大学卒業。大学在学中に、憧れの気持ちから探偵社でアルバイトを始め、調査のイロハを学ぶ。大学卒業後、10年間化粧品メーカーに勤務し、法人営業を担当。
地元横浜での調査会社設立に向け、5年間の探偵修業ののち、2013年、リッツ横浜探偵社設立。依頼者様の心に寄り添うカウンセリングと、浮気調査での一歩踏み込んだ証拠撮影で、夫婦問題・恋愛トラブルの解決実績3,000件を突破。リッツ横浜探偵社 http://www.ritztantei.com/