コラム 【浮気事件簿】下着の変化は浮気の証拠!?エリート夫の支配愛と妻の反乱~その2~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評のあるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情を紹介するこの連載。

今回の依頼者は、国家公務員の久保田孝雄さん(仮名・40歳)。結婚13年、美容師として働く奥様(40歳)の浮気調査を、私たちに依頼してくださいました。

その1はこちら

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調査は奥様の仕事が休みで、帰宅が遅い平日の火曜日にスタート。依頼者・孝雄さんが「妻は必ずマンションの正面玄関から出て、駐輪場に行き、自転車で移動します」と言っていたので、私たちはその言葉を真に受けて、自転車で待機。

しかし、それに反して、奥様はごみ置き場に通じる通用口から出て、すぐにタクシーを拾ったのです。平日の住宅街で流しているタクシーも少なく、見失ってしまいました。これは痛恨の黒星です。

依頼者様のおっしゃることを真に受けてはいけないと思い、翌火曜日は万全の態勢で挑むことにしました。

2回目の調査日は、マンションの裏口、正面玄関、ごみ置き場の通用口に探偵を配置し張り込みスタート。10時に正面玄関から出てきた奥様は、徒歩で駅まで向かいました。

小柄で顔も小さくスタイル抜群。黒髪のボブスタイルにライダースジャケット、ハイウエストのガウチョパンツをはいていて、モードというか、パンクな雰囲気です。あの“いかにもエリート”という孝雄さんと一緒にいることが、あまり想像できないタイプの女性です。

ヒールの高い靴を履いていたので、クルマ移動の可能性もあると察し、裏口で張っていた探偵カーを駅に待機させて先回りします。

徒歩5分程度のところにある駅に到着。奥様は煙草を取り出して、再びバッグにしまいました。

すると、青いイギリス車が登場。ブロックチェックがあしらわれた、おしゃれなデザインです。奥様は嬉しそうに助手席に乗り、そのままクルマは首都高に入り、関越道に入ります。どこまで行くのかと思ったら、所沢インターで降り、アンティーク家具店に入っていきました。

運転していた男性は、モデルのように背が高くカジュアルな雰囲気。肌もツヤツヤで、見た目が若い。奥様のことをいたわるように、家具を選んでいます。無機質なスチールキャビネットや頑丈なパイプベッドなど、100万円分くらいを購入。

その後、オーガニックレストランで食事をして、都内に戻りました。奥様は40歳ですが、男性は30歳そこそこといったところでしょう。落ち着いていて、凛々しい表情をしています。奥様は理知的な男性からモテるようです。

奥様の勤務先の美容院の近くにある低層マンションの駐車場にクルマを入れて、吉祥寺に移動します。ビオワインが多いおしゃれなカフェバーに入り、男性はワインを、奥様はグレープジュースを飲み、ラブホテルに入っていきました。

このデートの様子がとても慣れた感じで、かなり昔から2人は交際していると直感しました。

依頼者・孝雄さんに報告したところ、「まさか妻がこんな若造とつきあうなんて信じられない。しかも、好みのタイプとかけ離れている。なにかの間違いじゃないか?」と驚いていました。

男性の身元を調査したところ、年齢は8歳年下で、奥様と幼馴染と言うことがわかりました。男性は不幸な生い立ちをしており、奥様の実家が食事をさせたり、さまざまなサポートをしていたのだとか。

夫が迷っているうちに、妻から突き付けられた現実とは

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