コラム 【浮気事件簿】「単身赴任には、妻が要るだろう」開き直りモラハラ夫に天罰を~その1~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

☆☆☆

今回の依頼者は、会社員をしながらプロの歌手の仕事もしている木澤美知子さん(仮名・40歳)。“ザ・日本のR&B歌姫”という雰囲気で、圧倒されてしまいました。細かなウエーブをかけた長い髪、ぱっちりした黒目、ぽってりした唇……。バストとヒップがきゅっと上がっていて、とてもセクシーです。

原色使いで知られるスペインのブランドのコンシャスなワンピースを着て、MA-1ジャケットを羽織っていました。手には、黒のフランスブランドのバッグ、ゴツめのスニーカーを合わせており、独自のおしゃれ感を醸し出しています。

「うちのダンナが浮気しているみたいなんです。しかも許せないことに、堂々としているんです。ムカつくから、とっちめてやりたいんです」と、私たちのカウンセリングルームにお見えになりました。

ものすごく憤慨しており、私もどうお話を始めていいかわかりませんので、しばらくお茶を飲み、落ち着くことにしました。

私は、「浮気に気づいたきかっけは、なんだったのでしょうか」と申し上げました。

「半年前から、ウチのダンナは大阪に単身赴任しているんです。超浮気性だから、絶対に女がいるとおもって、抜き打ちで電話したんです。すると、背後で食器を洗う音がするんですよ。『ねえ、誰かいるの?』と言ったら『誰もいないよ』と言う。その後に、『ねえ、誰から?もしかして奥さん?』って関西弁のアクセントで女の声がするんです。これって私に対する宣戦布告ですよね。マジ許せないと思って、今日ここに来ました」

美知子さんは歌手をしているから、声がとても通ります。すごく大きな声で、迫力も十分です。

その後、旦那様はすぐに電話を切って、10分後にかけなおしてきたそう。

「この10分間に理論武装していたんでしょうね。私が大阪にダンナの様子を見に行かないことをまず怒り、俺に対する愛情がないとか、お前は自己中だとか言ってくるんです。夫は大学出ているからっていい気になって、私をやり込めてくるんです」

妻をディスった翌日に、花束攻撃……そのアップダウンに疲れ果てた

1 2