コラム 【浮気事件簿】「単身赴任には、妻が要るだろう」開き直りモラハラ夫に天罰を~その2~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

☆☆☆

探偵歴10年以上、浮気調査に定評のある、リッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情を紹介するこの連載。

今回の依頼者は、会社員をしながらプロの歌手の仕事もしている木澤美知子さん(仮名・40歳)。結婚5年になる5歳年下の旦那様の調査を、私たちに依頼してくださいました。

その1はこちら

☆☆☆

半年前から大阪に単身赴任している旦那様。住所や勤務先を調べて準備を進めていると、カウンセリングの翌日に美知子さんから電話がかかってきました。

「あの後、ヤバいとおもったらしくて、ダンナは家に帰ってきました。巨大な花束と、私が大好きなケーキを買ってきて『美知子、ごめんね』と私にすがって泣くのです。これはもういつものパターンと言うか、私のことをボロボロにけなした後に、ご機嫌を取るんですよね……。いつもなら、ここで夫婦仲良くして元サヤなのですが、今回は私も心をしっかり持って、夫が帰ってきた日に実家に退避しました」

旦那様はリビングにプレゼントを置き、極甘のラブレターをリビングに置いて、大阪に帰っていったそうです。

「たぶん今週末、女が彼の家に行くと思います。私が結果的に夫婦生活を拒否したので、ダンナは欲求不満になっているはず」

そこで私たちは、その翌日の土曜日の朝一番の新幹線で、大阪に行きました。旦那様が住むマンションは、新大阪から地下鉄で数駅の新しい街にあります。ここは東京からの単身赴任者が多いところで、私たちも土地勘があり調査がしやすいのです。

ある新しいマンションの前で張り込み開始。旦那様はクルマの運転が苦手だと伺っていたので、探偵カーは用意しませんでした。

依頼者・美知子さんから、何枚もの旦那様の写真と動画、お気に入りのファッションスタイルの写真を見せてもらっていたので、見失う心配はありませんでした。

しかし、問題は彼女が部屋に入って、旦那様が家から出てこないこと。美知子さんは「うちのダンナは、顔がいい女と付き合うと、見せびらかすように外に出るから、多分家から出てきます」と言っていたので、しばし待ちます。

13時くらいに、旦那様が出てきました。ハイブランドの大きなトートバッグを持っています。駅前のチェーン喫茶店に入り、誰かを待っています。ペアの探偵が「どこかに行くのなら、直接、新大阪に行きますよね。ここで待っているって、絶対にクルマですよ」と言うので、急いでレンタカーを借りに行き、スタンバイ。

旦那様が喫茶店に入って20分後に、“いかにも関西のマダム”という40歳くらいの美女が入ってきました。白いツイードのスーツ、巻き髪、ハイヒール、ゴージャスなネイル……ファッションの方向性は、依頼者・美知子さんとは異なりますが、なんとなく似ています。

旦那様はバッグを持って店から出ると、彼女のドイツ車に乗りました。彼女の運転はプロっぽく、スピードも速く、運転は的確。私たちも運転には自信がありますが、慣れない関西の道なので、見失わないように必死で追いかけていきました。

白のドイツ車はぶんぶん飛ばして、兵庫県の温泉地に到着。

浮気の決定的な証拠、さらに第二の女の登場

1 2