コラム 【浮気事件簿】コーヒースタンドの癒し系人気店長が手を出した、太客との浮気~その2~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評のあるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情を紹介するこの連載。

今回の依頼者は、中野瑞恵さん(仮名・34歳)。大手商社に勤務するバリバリのキャリアウーマンです。結婚1年、5歳年下の旦那様の浮気調査を依頼してくださいました。

その1はこちら

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瑞恵さんは、旦那様が持っていたという、北陸新幹線の東京→金沢間のチケットを撮影していました。

私たちは同じ新幹線の近くの席を押さえ、2人とともに金沢まで尾行することにしました。私たちは、発車時間の20分ほど前からホームで待機していたのですが、同じくらいの時間から、50代くらいのふっくら体型の女性が待っていました。

というのも、大きな麦わら帽子に、レースだらけのふんわりシルエットのワンピース。華奢なヒールの白いサンダルを履いています。黒々としたロングヘアを東京駅のホームの熱風にたなびかせており、昭和時代のお嬢様といった雰囲気。手に持っているのは、茶色のカゴ素材のトランクで、『赤毛のアン』の世界を彷彿させます。

新幹線の扉が開くと、女性は旦那様が押さえているシートの、隣の座席に座ります。肌の様子などで判断するに、アラフィフくらいと思われます。

旦那様が入ってくると、立ち上がって手を振ります。やはり浮気相手の女性でした。旦那様は自分の姿を見てうれしそうに出迎える女性に対して、まんざらでもない表情。

実物の旦那様は、全体的に柔和な雰囲気で、優しい感じの人。モテることはわかりますが、特にイケメンでもありませんし、背も高くありません。でも、親しみがある雰囲気が素敵な感じ。

この日の車内は、あまり混んでおらず、私たちは2人の様子を落ち着いて撮影できました。旦那様と女性は、空いている新幹線で油断しているのか、座るとすぐに長いキスをしています。

女性は、シャンパンの小瓶にストローを刺して旦那様に勧めます。女性はアルコールに強いらしく、金沢までに3本も飲んでいましたが、旦那様は1本も飲み終わらないうちに真っ赤に。酔うとさらに何度もキスをしながら、ひそひそと楽しそうにおしゃべりしていました。

金沢では、出迎えのクルマに乗り、高級旅館へ

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