コラム 【浮気事件簿】無関心夫と離婚したい妻、結婚10年目に現れた謎の男”K”から家族を守れ~その1~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は男性です。山本直樹さん(仮名・37歳)は、結婚10年になる、同じ年の奥様から離婚を切り出されたと言います。

「妻と私は、大学の同級生同士で結婚しました。同業他社に勤務しており、仕事の話も合うので、この10年間ホントにうまくやっていたと思います。6歳になる娘もいて、なんでこんなことになったのか……」

直樹さんは結婚を機に、35年ローンでマンションを購入。何の不自由も不安もなく、10年間生活してきたと言います。

「自分で言うのもなんですが、僕は結婚に向いているような気がするんです。浮気もしないし、地味だし。こう言っては何ですが、ひとり親の父子家庭で育ったので、家事もできる。妻もよく『あなたと結婚してホントによかった』と言ってくれていたんです」

確かに依頼者・直樹さんは、よく手入れされたシンプルなスーツを着ており、シャツにもアイロンがかかっています。細い黒ぶち眼鏡、ありふれたヘアスタイルで、全体的に柔和で優しい印象。

すらりとしているイケメンですが、男性の持つギラギラ感がありません。時計も日本ブランドの目立たないもので、趣味は読書と映画鑑賞だとか。

奥様が浮気に走る要素が感じられないので、直樹さんの実家のご家族について伺います。男性の恋愛観や家族観は、育った環境が影響していることが多いからです。

「母は私が12歳の時に、病気で亡くなりました。それ以来、父ひとり、子ひとりで、祖母がちょくちょく来る家庭で育ちました。そんな父も私が大学を卒業すると同時に、別の女性と結婚。私には10歳の弟がいるんです。新しい母もとても穏やかでいい人で、私の6歳の娘の面倒をよく見てくれています。10歳の異母弟と娘はとても仲が良く、私は恵まれていると思います」

直樹さんはモラハラやDVの気配が全くありません。仕事も大手のメーカーで安定していそうです。なぜ、奥様が離婚を切り出したことと、浮気が結び付いたのでしょうか。

妻が夫を避けるようになった背景に、浮気の予感を察知する

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