コラム 【浮気事件簿】自分で稼いだお金で買いたい!専業主婦13年、元キャリア女子が理想の夫を振り切るまで~その1~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評がある、リッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は、谷川朱音さん(仮名・40歳)。ある日「夫と離婚したいんです。なんとかしてくれませんでしょうか」と電話があり、私たちのカウンセリングルームに相談にいらっしゃいました。

「とにかく娘を連れて離婚したい。夫は1歳年上で、結婚13年になります。娘は12歳、小学校6年生です。夫と離婚したいんです。理由は、『家族のため』と私を支配してくるから。もういちいちホントに腹立たしく……。ただ、ヤツは対外的にはよき夫であり、よき父なのです。だからグウの音も出ないような証拠が欲しくて」

ここまであっさりと、事務的に目的について語る依頼者様は初めてです。旦那様のスペックを伺うと、誰もが知る大手マスコミに勤務する超エリート。小学校から超名門大学で、実家も名家。旦那様は20代で目黒区内に一戸建てを購入し、現在はそこを人に貸して、渋谷区内の超人気ハイエンドマンションに住んでいます。

「しかも、結構見た目もカッコいいんですよ。そして、家事も育児もきっちりとこなします」

写真には、俳優の西島秀俊さんにそっくりな男性が、100平米はありそうなリビングでくつろいでいます。朱音さんもつややかなロングヘアとピカピカの肌の持ち主で、日本人形を思わせる品がいい美しい顔立ち。まったく非の打ち所がない夫婦です。なぜ、離婚をしたいのか、まずはなれそめから伺いました。

「私、結婚するまで外資系の投資会社に勤務していたんです。まあ、20代後半で、大企業の部長以上の給料をもらっていました。ある飲み会で夫と知り合って、その日のうちにプロポーズされました。周囲の人は驚いていたようです。夫は、女性にたいして用心深い性格だったらしいので。その時は断ったのですが、その後、ストーカーみたいに付きまとってきて。驚いたのは、海外出張から帰ってきたら、到着ゲートに夫がバラの花束を持って立っていたことでしょうか。まあ、そこまでアプローチされると私も若かったので、なんかうっかり娘ができて、デキ婚。そしたら、どうしても専業主婦になってほしいと言われ、そのまま娘が小学校に入るまで、家に縛り付けられました」

もともと能力が高い朱音さんは、妊娠中もギリギリまで働いていた。

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