コラム 【浮気事件簿】在宅勤務で不貞行為が発覚するケースが急増中!あるDINKS夫婦の場合~その2~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

今回の依頼者は、神谷真弓さん(仮名・40歳)。大手企業で働くキャリアウーマンです。結婚5年、10歳年上の旦那様の浮気調査を依頼されました。

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探偵の直感として、真弓さんの旦那様は、浮気をしていない可能性が高いです。

もともと塾講師で、しかもカリスマ的な人気を博していた背景を考えると、基本的にマメな人ということ。人は自分を構ってくれる人を潜在的にかぎ取って、その人を支持するもの。今回のコロナ禍で、仕事はなくなり不安になっている従業員をケアしているだけではないかと感じたのです。

「私もそう思ったんですけれど、やっぱり絶対に浮気している。だってこのご時世に3~4時間外出するなんて、絶対におかしい。だって営業自粛下で、どこに行くっていうんですか?」

旦那様のようなステイタスの人が肉体関係を持つ場合、最低でも必要なのは、6時間です。移動、準備、後始末のことを考えると、そのくらいの時間は確保したい。ただ、妻の直感というのはあるので、調査日の候補を出し合います。長時間の外出はないかと聞きました。

「う~ん……あるとすると、夫は軽井沢に住む母親のところに『好物を届けてくる』と言い、土日のどちらかにクルマで丸1日出かけることでしょうか」

その日が絶対に怪しい。真弓さんは平日の外出にこだわっていましたが、土日を狙い、調査に入ることにしました。

どうしても平日の外出を押さえてほしいとおっしゃるので、平日12時に真弓さんが住む都心の超高級マンションのラウンジで張り込み開始。このマンションはオフィスの入居も多く、ラウンジで待っていても怪しまれません。

13時に出てきた旦那様は、デニムにダウンのカジュアルな服。ただ、遠目に見ても高級なものだということがわかります。

旦那様は、お店までの4キロの距離を歩いていきます。武道をやっていた人なのでしょうか。背筋がスッと伸びて美しいです。

お店は、コロナ禍において、それまでやっていなかったランチ営業を始めていました。客足が絶えたところに入った旦那様を、4人の従業員が笑顔で迎えます。旦那様は仕事には真面目なようで、来てくれているお客さんに、一生懸命対応しています。不安を抱えているだろう従業員に、『大丈夫だ』と言わんばかりに肩をバンバンと叩いており、頼りになるボスという感じ。

ランチを食べに入った私たちにも、「よく来てくださいました。これは期限なしのドリンク券です。またいらしてくださいね」と対応していました。

5日間の調査をしたが、仕事熱心な様子しかつかめなかった

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