コラム 【浮気事件簿】「コロナ休業で暇だった」ギャンブル好きエリート妻のW不倫の相手とは~その2~

張り込みを続けていると、依頼者・瞬太さんから「妻から外泊すると連絡がありました」とメールが入りました。

探偵カーを手配し、徹夜体制で張り込みを続行。その後、大きな動きはなかったのですが、朝5時に奥様と男性がマンションから出てきました。

2人は近くの駐車場に行き、ワンボックスカーに乗り込みます。運転席に座ったのは奥様です。

クルマは首都高に乗り、かなりのスピードで関東地方の端にあるエリアに向かいます。ある海辺にクルマを停め、魚釣りを始めました。ギャンブラーは釣りが好きと聞きますが、昼頃まで釣りに興じ、コロナ禍中でも開いているパチンコ店に立ち寄り、1時間程度打ってから帰宅。

魚が入ったクーラーボックスをマンションに置くと、すぐに出てきて、電車に乗って新宿へ。歌舞伎町のダーツバーに入っていきます。表向きは営業していませんが、複数人の歓声が聞こえるため、身内でダーツをしているのでしょう。

18時過ぎに出てくると、自然な様子でラブホテルに入り、2時間程度で出てきます。その後、奥様は自宅に帰りました。

土日も調査をし、似たようなパターンのデートを撮影。依頼者・瞬太さんに報告します。

「この男は、おそらく妻とずっと続いているんだと思います。母に相談したところ『瞬太は甲斐性なしなんだから、このくらいガマンなさい』と叱られました。僕も離婚したくはありません。でもこのままでは気が済まなくて……」

そう悲しそうに言い、美しく大きな瞳に涙を浮かべながら帰宅なさいました。

それから3日後、瞬太さんから「妻に言いました」と連絡が入ったのです。

「妻は、『それが何か?』としれっとしている。僕が悲しくなって文句を言うと、『離婚するならいいわよ。それなら、実家に帰って。養育費は払うから』と言われる。娘は捨てられたと直感したのでしょう。『ママ、いなくなっちゃうの?』と妻にすがりました。妻は『パパは私が稼いだお金を、つまらないことに使ったの。ほとほとあきれたわ』と吐き捨てたんです」

離婚は娘の心に傷を残す可能性があるため、瞬太さんは、相手の男性に直談判に行ったとのこと。すると、相手の男性は「まいったな~。俺にも女房と子供がいるんだよ」と言ったそう。

「コロナ禍で、男性のお店が営業自粛に追い込まれ、時間があるので浮気をしたとのことでした。六本木のウィークリーマンションを契約したのは、京王線沿線にある自宅に帰ると妻子から邪険にされたからだそうです。私の妻の他にも複数の女性がいて、恋愛を楽しんでいると語っていました」

その後、瞬太さんは奥様から何も言われない限り、刺激しないようにしたそうです。奥様も、何事もなかったかのように生活しているとか。

「でも、今回のことで僕も自立しようと思いました。ひとまず、伯父の会社の契約社員から始めてみようと思っています」

今回の調査費用は、50万円です。

妻はマージャンが強く、一時期はプロ並みの腕前だったという。

※本連載はプライバシーに配慮し、一部内容を変えています。

賢人のまとめ

交通系ICカードの履歴から、浮気が判明するケースが多々あります。

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プロフィール

山村佳子

夫婦カウンセラー、探偵。JADP認定 メンタル心理アドバイザー JADP認定 夫婦カウンセラー。神奈川県出身。フェリス女学院大学卒業。大学在学中に、憧れの気持ちから探偵社でアルバイトを始め、調査のイロハを学ぶ。大学卒業後、10年間化粧品メーカーに勤務し、法人営業を担当。
地元横浜での調査会社設立に向け、5年間の探偵修業ののち、2013年、リッツ横浜探偵社設立。依頼者様の心に寄り添うカウンセリングと、浮気調査での一歩踏み込んだ証拠撮影で、夫婦問題・恋愛トラブルの解決実績3,000件を突破。リッツ横浜探偵社 http://www.ritztantei.com/