コラム 【浮気事件簿】年貢おさめプロポーズに渋る格差妻、知らぬはイケメンエリート夫ひとりだけ~その1~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は男性です。立川俊太さん(仮名・33歳)は、誰もが名前を知る外資系企業に勤務するエリート。身長180cmのモデル体型、30代の人気俳優にそっくりでモテそうです。

雰囲気も優しくて、甘いテノールの声。これほど完璧ともいえる男性が、どのような相談なのか、思わず前のめりになって聞いてしまいました。俊太さんの左手薬指には指輪がなく、ひょっとしたら結婚を意識している女性の素行調査なのかな……などと想像しました。すると、意外なことに、開口一番「妻」という単語が出てきたのです。

「妻が浮気をしているみたいなんです。現在、2歳の娘もいます。でも、入籍したのは最近で……というのも、僕は35歳まで遊びたいと思っていたんですよ。でも、入籍して別の女性と恋愛していたら、不倫になってしまう。だから、ずっと独身のままだったんですけど。今、入籍して半年なのですが、妻の浮気問題が持ち上がったんです」

全く話が読めないので、奥様との関係について、時系列で語っていただきました。

「妻とは4年前に合コンで知り合ったんです。妻はよく言うと“素朴”、悪く言うと“田舎っぽい”感じで、全然眼中になかった。でも、何か波長が合って、その日のうちに男女の関係になり、なんとなく彼女の家に通うようになったんです」

奥様はあるブランド保育園で、保育士をしている同じ年の女性。千葉県の房総半島出身で、当時、世田谷区内に一人暮らしをしていたそうです。

「彼女は、僕が勤務している会社や、出身大学(超名門私立大学)のバリューを知らずにびっくりしました。でも、花札が上手なことをほめてくれた。他の女の子みたいに、結婚オーラ全開で来ないところに油断してしまったんでしょうね。交際1年目に『妊娠した』と言われました」

「結婚願望がないから、おろしてほしい」と正直な気持ちを伝える

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