コラム 【浮気事件簿】年貢おさめプロポーズに渋る格差妻、知らぬはイケメンエリート夫ひとりだけ~その2~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

今回の依頼者は男性です。立川俊太さん(仮名・33歳)は、誰もが名前を知る外資系企業に勤務するイケメンエリート。現在の妻との間に娘が生まれて2年間、籍を入れず独身を貫いていましたが、半年前に入籍し、法の上でも夫婦になります。しかし、先日見知らぬ女性から「あんたの妻は浮気している」と言い捨てられて、初めて妻の浮気を疑ったといいます。

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入籍してからの奥様の様子をうかがうと、家事を俊太さんに丸投げ。週末になると娘を姉の家に預けて、朝帰りをしていました。

「僕も遊んでいるので、好都合だと思っていたんですよ。妻は地味だし、お世辞にもかわいいと言えない。それに性欲もほとんどない。浮気なんて絶対にしないと思っていたんです」

見知らぬ中年女性から奥様の浮気を指摘された日、奥様は保育園の出勤日で家にいなかったとか。

「そこで、浮気の証拠があるかな……と思って、クローゼットを開けると、ハイジュエリーブランドの袋があり、そこには30万円くらいするネックレスと、『愛しているよ!K』と書かれたメッセージカードが同封されていたんです」

プレゼントで、浮気がバレるケースは多々あります。奥様は限りなくクロに近い。そこで調査に入ることにしました。

奥様は「土日出勤の方が手当てが付く」と、家を留守にすることが多いそうです。このときに、デートしている可能性があります。

そこで、土曜日の朝7時から、都心にある依頼者・俊太さんの自宅マンション前で張り込み開始。風格があるヴィンテージ物件が、俊太さんの実家の財力を物語っています。

それにつけても、超ハイスペック男子の俊太さんに、ここまでやきもきさせる妻の写真を拝見すると、地味で安定感がある体型の女性。柔らかくて、優しそうに見えますが、意思の強さが目に現れています。

8時にマンションから出てきた奥様は、まっすぐ最寄りの駅へ。そこから電車を乗り継いで、芸能人御用達でも知られる、あるスパに入っていきました。

3時間後に出てきたときは、40代くらいの男性と一緒。この男性は、頭髪が少々寂しくなっているものの、かなりのイケメンです。

2人はタクシーで高級ステーキ店に横付け。ランチタイムだったので私たちも一緒に入ることができたのですが、奥様は悪びれもせず一番高いコースを注文し、5万円のワインを頼んでいました。

交際が長いのでしょうか、親密な雰囲気で、男性は「娘が~、息子が~」と家庭や育児の相談をしている様子。奥様は低く落ち着いた小さな声で、ぽつぽつと返事をしています。

ランチに、2時間たっぷりの時間をかけ、その店から2キロほどウォーキング。目的地はラブホテルでした。

日曜日も奥様は不審な行動を……

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