コラム 【浮気事件簿】リモートワーク部屋に残されたスマホでGPSのアリバイ作り、夫の行方はいずこ?~その1~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

☆☆☆

今回の依頼者は、アート系の仕事をしている浅見佳枝さん(仮名・40歳)。海外でずっと仕事をしてきたという雰囲気の女性です。

「会社は鬼ですよ。馬車馬のように働かせておきながら、ボーナスが出ないんですよ!信じられません。あ、山村さんはフリーランスなんですよね。普段の時は、フリーランスの人って大変だなって思っていましたが、コロナになってみると、フリーランス最強ですね。私も早くからフリーになっておけばよかった。会社が私のことをなかなか手放してくれないから……。それにつけても会社が憎い!」

カウンセリングルームに来るなり、ずっと会社への不満を語っておられました。佳枝さんは思った事をなんでも口に出してしまう、さっぱりした性格のようです。本題について伺いました。

「私はこれまでずっと、イタリアで働いてきたんです。コロナで帰国して、久しぶりに夫に会ったら、なんかよそよそしい。夫は私の美大時代の同級生で、私みたいな才能がないから、フツーの会社員をしています。5浪もしているのに、美術と全然関係ない仕事をしているんですよ。ちなみに私は現役合格です」

聞けば、ここ3年ほど、佳枝さんはイタリアに生活の拠点を置いて仕事をしていたそうです。結婚10年になる夫は、東京都練馬区の夫婦で購入したマンションに暮らしており、夏休みと冬休みにともに生活しつつ、お互いの都合に合わせてパリやロンドンで会う生活をしていたとか。

「子どもはいないし、自立したいい夫婦です。毎日のようにスカイプで話していました。夫は優しく、話していると心が落ち着く。いつも私の見方をしてくれます。それで、すごく安心していて、今回、コロナで帰国したのですが、家の様子が変なんです」

緊急帰国した自宅は、人の気配がない空き家状態だった

1 2