コラム 【浮気事件簿】富豪“イケオジ”の30歳年下妻が子連れで会う男、その正体は…?~その1~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は、牧村彰さん(仮名・58歳)。マスコミ関連会社を経営し、自らも現場で働いています。最近、お母様が亡くなり、もともとお金持ちなところに莫大な資産が入った大富豪とのこと。

実年齢よりグッと若く見え、サンフランシスコ発のスケートボードブランドの服を着ており、体は筋肉質。おしゃれでカッコいい“イケオジ”です。ヘアスタイルもグレイヘアの短髪で、サーフィンが趣味とのことで、健康的に日に焼けています。

自宅は鎌倉市内の海辺の高級住宅地にあり、平日は東京都心のマンション(持ち家)で過ごし、週末は鎌倉に帰るそう。代々資産家で、有名大学を卒業しています。庶民の憧れであり理想の生活……いや、人生を送っている男性です。

「相談があります。ここ数年間、妻とはうまくいっていない。ここ半年は、ろくに会話もしていません」

夫婦不和の原因は、コロナ禍。奥様はコロナ対策を厳密に行なっていたのに、彰さんはゆるかったほう。東京のマンションにいることも、仕事をしていることも許せなかったし、電車で移動することも「意識が低い」と激怒されたそう。

「2歳の息子がいますから、仕方がないとも言えます。でも、彼女が裕福な暮らしをしているのは、私のおかげです。私には使命があり、コロナ禍でも仕事を続けていました。社会を回す人がいなければ、滅びてしまう。それが私の責務だと思うんですよね。でも妻は“コロナ対策の意識が低い”と指弾する。遊びに行っているわけじゃないのに、何を考えているんだ、と怒ったら、それっきり口をつぐんでしまったんです」

奥様の年齢を伺うと、現在28歳。30歳年下の奥様です。

「僕は離婚歴が2回あり、子どもが授からなかった。どうしても子どもが欲しかったので、交際していた中でも最も若かった妻と結婚しました。僕はマリンスポーツをしていて、妻はその仲間だったのです。最初は“好き好きオーラ”を出しまくっていたのに、子どもが授かったことがわかったら、距離を置かれました。結婚生活は3年ですが、一緒に過ごしているのなんて、半年もないんじゃないかな」

彰さんは仕事が趣味。産前産後の奥様のケアと、息子さんの世話は誰がしていたのでしょうか。

「妻は産後、実家に1年くらい滞在していました。妻の実家には、義弟夫婦も一緒に住んでおり、やたらと結束が固い。同じ信仰をしていることもあり、みんな仲がいいんです」

宗教観の相違も不和の原因だった

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