コラム 【浮気事件簿】ドケチ夫が向かった先は会社の研修施設。コンビニおにぎりと発泡酒の夕食を共にする女の存在~その1~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は、水口真子さん(仮名・34歳)。都内の幼稚園教諭をしている女性です。結婚5年、同じ年の旦那様との間に、4歳の娘がいます。

旦那様は福利厚生が手厚いことで知られる機械メーカーに勤務。現在、住んでいるのも社宅。交通至便な23区内にあります。

真子さんは優しそうで明るく、ハキハキしているぽっちゃりめの女性です。子供を諭すような口調は職業柄でしょうか。

「夫はメーカーで設計関連の仕事をしていますが、趣味でクラシックピアノをやっているんです。出会ったのは5年前。ボランティアで当時勤務していた私の幼稚園に来てくれて、知り合いました」

旦那様の写真を見せていただきました。ピアノの横で満面の笑みを浮かべており、すらりとした身長でタキシードが映えています。まるで俳優のようです。

「見た目はいいんですけど、ちょっと問題がある人で……それはすごくケチなことなんです。これは聞いた話なのですが……。ウチの園にピアノの演奏に来てくれた後、私たち教職員と茶話会をしたんですね。そこで、ちょっとしたお茶菓子を出したんです。まあ、みんな手を付けませんよね。でも夫はバリバリ食べて、さらに余ったものを持ち帰ったんだそうです」

この話は、結婚後に同僚だった人が教えてくれたのだという。

「つきあうきっかけというのが、夫が私に一目ボレしたらしく、猛攻撃をされたんです。こっちも、28歳で職場は女ばかりで、結婚にあせっていた。加えて夫はかなり有名な勤務先で安定している。そして、あのビジュアル。“愛している”と何度も言われて、半年交際した後に結婚したんです。みんなにうらやましがられると思ったら、そうじゃない。不思議に思って聞いたら、茶話会でお菓子を完食した話を同僚が教えてくれたんです」

その場に、真子さんはいなかったという。

「まあ、私も気づけよ……って話なんですが。デートの時、夫の方がたくさん飲んで食べているのにワリカン。それに気づいた私が定食を頼むようにすると、私が残したタクワンとか、エビのしっぽを食べる。それどころかラーメンの汁まで“それ要らないの?”と横取りするんですよ」

ケチな夫は節約したお金を趣味に使っていた。

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