コラム 【浮気事件簿】浮気相手はレジ店員を罵倒するカスハラ女性だった!調査で見えた夫婦不和の根源~その2~

翌日の土日も、調査を続行。

土曜日の朝9時、お揃いのトレーニングウェアっぽい外出着を来た旦那様と女性がウォーキングに出かけます。私たちもそれを予想して、夜中のうちに折り畳み自転車と、運動靴を用意。

2人は新宿の高級ホテルまで歩いてブランチ。カップルシートに座り、いちゃいやしながら、シャンパンを飲んでいました。マスクをしない女性の顔を見たら、やはり、依頼者の昭美さんそっくりです。男性は浮気相手に、妻と同じような雰囲気と容姿の女性を選ぶ傾向があります。

女性は、アラサーくらいでしょうか。キャリアを積んだ女性ならではの厳しさのようなものがにじみ出ていますが、旦那様にめちゃくちゃ甘えています。昨日、コンビニで店員さんを問い詰めた顔はどこに隠しているのでしょうか。旦那様もトーストをちぎって女性の口に“あ~ん”と入れており、カフェでは明らかに浮いていました。

会話を聞こうとしましたが、テーブル同士の距離が遠く、聞こえずじまい。その後、2人はマンションに帰宅しました。

日曜日も一緒にいるのかと予想していましたが、19時に女性が「また来るね」と言って出ていきました。

依頼者・昭美さんに連絡し、女性の身元を探る追加調査をするかどうかを聞くと“お願いします”と。

女性を追うと、新宿駅から私鉄に乗ったのですが、シートにどっかり座り、脚を組んでいます。あまりに脚をザッと組むので、隣の大学生っぽい男性の足に靴先が当っていましたが、お構いなし。隣の席の人は舌打ちしながら、別の席に移動。女性はお構いなしです。

けだるそうにスマホをいじり、地元駅に下りると、喫煙所でもないのに電子タバコを吸い始めます。近くのバス停に塾帰りの子供が並んでいることに気付いた年配の女性が「あなた、ここは喫煙所じゃないわよ」と注意すると、その女性に怒鳴り散らして応戦。

女性もまさかここまで怒鳴られると思っていなかったのでしょう。かなり驚いた顔をすると同時に、“この人、ヤバい人だ”とありありと表情に出して、退散していました。

帰宅途中でコンビニに寄ると、女性店員に高圧的に買い物をしています。その後、驚くほどの古いアパートに帰っていきました。

その後、平日も調査をすると、旦那様は一人暮らしを続けており、彼女は金曜日の夜に来て、土曜日に帰るという決まりのようでした。

依頼者・昭美さんに報告すると「この女性、夫の裏の顔に似ています」と苦笑いをしていました。旦那様は見たところ知的で優しそうに見えますが、店員さんやタクシーの運転手さんにカスタマーハラスメントをする人で「そういう姿を見たくないから、私から先に距離を置いていました。そういえばこれが私たちの夫婦不仲の発端だったかも」と語ります。

愛花さんは、証拠を見て、離婚の覚悟を決めました。ただ、金銭面で最大限有利になるように証拠を生かして進めて行くとのこと。

「夫の都合のいいようにはしません。私も最後に暴れてやります」と生き生きとした瞳で語っていました。

今回の調査費用は、50万円です。

夫はお店でもレストランでも、店員さんに高圧的にモノを言うことがあり、そのたびに妻はたしなめたり、他人のふりをしていたという。

※本連載はプライバシー保護のため、一部内容を変えています。

賢人のまとめ

自宅とは別に家を借りている場合、そこに新たな恋人が出入りしているケースがほとんどです。

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プロフィール

山村佳子

夫婦カウンセラー、探偵。JADP認定 メンタル心理アドバイザー JADP認定 夫婦カウンセラー。神奈川県出身。フェリス女学院大学卒業。大学在学中に、憧れの気持ちから探偵社でアルバイトを始め、調査のイロハを学ぶ。大学卒業後、10年間化粧品メーカーに勤務し、法人営業を担当。
地元横浜での調査会社設立に向け、5年間の探偵修業ののち、2013年、リッツ横浜探偵社設立。依頼者様の心に寄り添うカウンセリングと、浮気調査での一歩踏み込んだ証拠撮影で、夫婦問題・恋愛トラブルの解決実績3,000件を突破。リッツ横浜探偵社 http://www.ritztantei.com/