コラム 7年交際の彼と結納。直後から届き続けた「別れろ」手紙の相手に驚愕~その1~【浮気事件簿】

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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「これを見てください」と麻衣子さんが持ってきたのは、10通ほどの手紙です。

そこには、「別れろ」「ババアは去れ」「ブス」などのほか、見るに堪えないような内容が書かれたレポート用紙が入っていました。

「警察に相談したんですが、差出人不明で相手に心当たりがないなら動けないと言われました。そりゃそうですよね……。とりあえず見回りを強化してくれるとは言っていましたが、なんだか怖くて。彼に相談したら、驚いた顔をしたのですが、なぜかその日から私を避けるようになったんです」

麻衣子さんと彼とは、7年の交際を経てこのたび結納。宛先人不明の手紙や無言電話は、その結納直後から突然来るようになったと言います。ちなみに彼はどのような人なのでしょうか。

「いわゆる地味な人です。建築関連の会社に勤務していてとても穏やかな優しい人です。趣味はアウトドアでいろんなところに一人で行っています。私も一度一緒に行ってみたのですが、虫と湿気が苦手なのと、荷物が多くて後片付けなども大変で、積極的についていかなくなりました」

彼は決して浮気をするようなタイプではないと言います。ただ、探偵として気になったのは、結納直後から謎の手紙と無言電話が増えたこと。

「え~!? 絶対に彼は浮気なんてしていませんよ。ずっと結婚したがらなかったのですが、何とか説得してやっと結納までこぎつけたんです。彼はいわゆる“ボンボン”で、結納なんて古風なことをしたのも、彼の両親のたっての要望があってのことです。私の父は大手商社に勤務してそこそこの地位までいき、母は専業主婦。弟も私も中学から私立でそこそこの有名大学を卒業しました。そんなこともあってか彼の両親は、私の実家や私のことを認めてくれています。
私は彼のことが大好きで、心から愛しています。本当は20代のうちに結婚したかったのですが、コロナ禍で延期になってしまい、やっと最近結納ができたんですが、ホッとしたところでこの手紙が来るようになったんです」

手紙を見るところ、おそらく女性が書いている……

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