コラム 婚活3年アラサー女子、やっと出会えた“白馬の王子様”の正体は!?後編【浮気事件簿】

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は飲食関連会社に勤務する田中由紀さん(仮名・34歳)。交際半年の彼(37歳)が既婚者かもしれないという疑惑が持ち上がり、私達に調査を依頼されました。

【調査までの経緯は前編で】

彼の勤務先は金融関連会社のかなりの大手です。彼の実家周辺の張り込みに入る前に、勤務先のビルでの張り込みをスタート。

彼の通勤ルートを考えると、一つしかない地下出入り口に張っているのがよいと判断し、ペアの探偵と通勤・退勤時間帯を張ったところ、3日目の朝に彼らしき人を発見。

退勤時まで張り込みを続けると、17時30分に出てきました。勤務先に嘘がなく、そこはホッと一安心。

そのまま渋谷方面に向かう電車に乗り、とあるオフィスビルに入っていきました。あるIT関連会社があるフロアでエレベーターを降り、出てきたのは19時30分。スーツを着た恰幅のいい同じ年くらいの男性と一緒です。

2人は異常に早足で近くのビストロに入っていきました。私たちも時間差で後を追うと、店員さんに「今日は終わりなんです」と言われてしまいました。

コロナ禍の今、常連さんしかお店に入れないという飲食店もあります。そこで私たちは「佐藤さん(彼の名字・仮名)から教えてもらったのです」と言うと、店員さんは、「それなら」と笑顔になり、奥のテーブルに通してくれました。調査には“嘘も方便”と演技力も必要なのです。

カウンターの奧がテーブル席になっており、そこはドアを開けただけでは見えない作りになっています。そこには、お店の常連と思しき人でほぼ満席状態に。

幸い、彼と男性のテーブル席の近くに座ることができました。会話の内容を聞くと、彼はこの男性と、お酒関連の共同ビジネスを立ち上げる計画を立てていました。

海外ワインのオークション事情など、彼は本当に詳しいようでした。相手の男性は大学の同級生のようで「オマエ、高給をとりながら、ヒマに任せて勉強しやがって」と笑っていました。

その後に「あの件、どうなった?」と聞かれると、彼は「どうもこうもない。早く別れて今の彼女と一緒になりたいんだ」と答えていました。

話の流れでわかったのは、彼は既婚者で、5歳になる双子の男の子がいました。彼の妻が最初に浮気をし、現在協議離婚の相談をしているのだけれど、巨額の養育費を請求されており、まいっているとのこと。

「毎日、毎日、金のことでLINEが来るんだ。息子たちはかわいいけれど、最近は辛すぎてちょっとね……」と語っていました。

そして由紀さんのことをとても愛しており、いかに素晴らしい女性であるかを友達に語っていました。

愛する女性と、欲望を処理する女性は別

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