コラム 推しのインストラクターに恋!アラサー女医の恋は何故成就しなかったのか【浮気事件簿・前編】

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は山本友愛さん(仮名・30歳)。友愛さんは、先祖代々医師という家庭の一人娘です。

女子校育ちで後輩からモテていたという話からもわかる、長身で凛々しい顔立ち。その優しい性格が話し方からも伝わってきて「この誠実なお医者さまなら、患者さんは安心して治療に専念できるだろうな」と思いました。

友愛さんには親が決めた婚約者がいるのですが、1年程前に人生初めての一世一代の恋をしたとのこと。その恋愛相談で、私のところにいらっしゃったのです。

友愛さんは「私の友人が山村さんに浮気の証拠を整えていただいたことがあると聞いて、相談しようと思いました」と言います。

その調査とは、友愛さんの親友から依頼された浮気調査でした。妻が依頼者で、夫が浮気をしていたことが発覚したのですが、その行動から、妻に愛があることもわかりました。行動が“浮気相手とは遊びである”と物語っていたのです。そこで私は当時「浮気の証拠は押さえましたが、あなたへの愛は変わらないのではないかと思います。おそらく女性側から強く言われ断れなかったのかもしれません」とお伝えしました。

友愛さんは「友達は山村さんのあの一言で、離婚を踏みとどまったそうです。友人の夫もその後浮気相手と別れて、今は夫婦の間で赤ちゃんを授かり、幸せそうにしています」と教えてくれました。

このように浮気が発覚しても、その背景には様々な事情があって、実は一概に“不倫=悪”とばかり言い切れないような事例もあります。

今回友愛さんが相談したかったのは、ご自身にはすでに婚約者がいるのに、別の男性を好きになってしまったということ。

友愛さんの婚約者は、親が決めているそうです。令和の時代に古風ではありますが。

「婚約者は同じく医師で、5歳年上の立派な男性です。幼いころからかわいがってくれて、もはや父や兄のような存在になっています」

運命の彼と出会うまで、友愛さんはその許嫁と結婚する人生も幸せだろうと思っていたそうです。

「出会ってしまった彼は、私が通うジムのインストラクターで、筋肉マッチョのイケメンなんです。彼の実家は九州で、ダンサーになるために上京してきました。あ、この人です」

写真は、ジムの公式サイトでした。彼は明るめの茶髪で身長も高く、目立つタイプのイケメン。笑顔がステキです。

婚約者には「好きな人ができた」と告白したが……

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