コラム 社内恋愛VS社内浮気! 独身ハイスペ男性はどちらを選ぶのか【浮気事件簿・前編】

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は、太田久実さん(仮名・30歳)です。超大手の生活消費材メーカーの総務部に勤務している才媛です。堅実で穏やかな人柄が伝わる、理知的な物腰。黒髪ボブと赤いフレームのメガネが似合っています。少々グラマラスな体型からは、メンタルの安定感が伝わってきます。趣味はウォーキングと登山。「ハイスペック男性から妻に選ばれるタイプの女性だ」と確信しました。

相談内容は、社内恋愛をしている彼について。彼は34歳で、名門大学を卒業した超ハイスペック男子。容姿端麗で、女性アナウンサーと交際していたこともあったそう。社内でも「なんでこの人がいままで独身だったのか」と、新卒から、定年後の嘱託社員までが思うようなスーパーエリート。当然、社内の女性からも盛大にモテており、久実さん自身も「なんで私が彼から告白されたのか、1年経った今でもわかりません」と言います。

「今回、調査を依頼したのは、彼からプロポーズされたこともあります。私も彼と生きていきたいと思ったので、プロポーズを受けたのです。しかし、ここにきて、いざ入籍するとなったときに、私の心の声が“もうちょっと考えなはれ”ってな感じで、ささやきかけてきまして。怪しいと言えば怪しい……。怪しくないと言えば怪しくない……。そのどっちつかずな気持ちにけりをつけたいんです」

ご自身の心情を語っているのですが、ユーモアを交える余裕があります。久実さんはただものではない。人間力があることがわかるのです。だからこそ、ハイスぺの彼もプロポーズをしたのだと感じました。

「人間力については、彼からもそんなようなことを言われました。“信頼できる”“尊敬している”という言葉は“愛している”以上にささやかれました。しかも、私と彼との結婚は、なぜかウチの会社の役員も応援しています。まあ、彼も私もその役員も、同じ都立高校を出ていたので連帯感があるのですが、不思議と言えば、不思議です」

そこで、彼の身辺調査を思いたったのだそう。

「このコラムを読んでいて、費用が思ったよりは高くないなと感じたのと、事実を知った時に支えてくれると思ったからです。私も1年間、彼と交際してきて、彼のことを愛しています。だから彼が万が一浮気をしていたら、その事実を知り、取り乱さないか心配なんです。そのときに支えてもらいたいんです」

確かに、信頼していた人の裏切りを目の前にした人の気持を支えるのも、私たちの仕事のひとつです。

明らかに浮気ではないかと感じたのは、不定期ゴルフとサウナ……

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