コラム 社内恋愛VS社内浮気! 独身ハイスペ男性はどちらを選ぶのか【浮気事件簿・後編】

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は、太田久実さん(仮名・30歳)です。超大手の生活消費材メーカーの総務部に勤務している才媛です。交際1年になり、プロポーズもされた超ハイスペックな彼の浮気疑惑が浮上し、私たちに調査を依頼してくださいました。

【これまでの経緯は前編で】

探偵のカンとしては、彼は浮気しています。しかし、あれだけ安定感があり、魅力的な久実さんを裏切るのは、かなりの覚悟がいりますし、久実さんと彼との結婚は、勤務先の役員も応援しているという状況。彼のように、高学歴なハイスペック男性は出世を第一に考える人も多いのに、この入籍の微妙な時期に、大それたことをする背景には何かがあると感じました。

ひとまず、久実さんに彼がゴルフだと言っている日を教えていただき、調査に入ることにしました。彼は高級かつ堅実なドイツ車を所有していました。早朝3時半から彼のマンション前で待機しました。

ゴルフなら早朝出発になると踏んだのですが、待てど暮らせど出てきません。それから8時間後の11時30分後にやっと彼が出てきました。ハーフパンツにパーカーとかなりラフな格好ですが、183cmの長身と、筋肉質な体つき、マスクをしていてもわかる端正な顔立ちで、彼だとすぐにわかりました。

上品な住宅街を歩いて駅につくと、ツイードの黒のジャケット、レザーのミニスカート、真っ赤なハイブランドのポーチを斜めがけした、とても派手で美しい女性が手を振っています。

「遅いわ!ボケえ」と彼の脇腹にチョップを入れています。彼も「痛い、痛い、ごめんよ」などとはしゃいでいて、お年を召した方々が多い静かな駅ではかなり浮いています。

自宅まで手をつないで歩きながら、「今日はなにするん?」などと標準語交じりの関西弁で彼女が彼に話しかけていました。彼女の声はよく通り、大きく、しかし彼の声はちいさくてよく聞こえません。

途中で、スーパーで買い物をしてブロッコリーとスイカを購入。彼が持っていました。それにたいして彼女は「ありがとな!ホントあんたは頼りになる」などといちいちホメています。彼女のプロポーションは抜群によく、彼が彼女に恋をしていることがわかりました。

彼のマンションに入っていき、二人は18時まで出てきませんでした。その後ベタベタしながら彼のクルマに乗って、川崎方面へ向かいます。

コインパーキングにクルマを停めて、築30年程度の木造一戸建てへ。表札を見ると、女性の家のようで、しかも結婚している様子。つまり、女性の夫がいない隙に家にあがっているのでした。

浮気を知ってしまった婚約者・久実さんの決断

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