コラム アラサーでできた初彼!交通系ICカードの履歴を出来心で見てしまった【浮気事件簿・後編】

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は、福原聡美さん(仮名・35歳)です。大手機械メーカーでエンジニアとして勤務する、堅実な理系女性。外見は真面目な雰囲気で、10歳年上の婚約者の男性の素行調査を私たちに依頼。依頼時、彼は大阪支社に1か月間の短期赴任。

【これまでの経緯は前編で】

大阪にいる1か月間に、彼の浮気を受け止める気持ちを固めるという聡美さん。初めての彼に浮気されるというのは、かなりの心のダメージが大きいと推測ができます。

この大阪出張については、聡美さんはウソではないと確認済みで、「客先の機械の設置と、試運転の調整に行くという申請が出ていました」と私たちに教えてくれました。

さて、依頼から1か月。とうとう、彼が東京に帰る日が来ました。そこで、私たちは、朝から東京駅で彼を待機。彼は身長が186cmと高いのですぐにわかると踏みました。数か所の改札に探偵を張り、ひたすら待ちます。

すると、11時に彼をキャッチ。夕方だと思っていたら、意外と早く帰ってきました。彼は2.5次元舞台が好きな聡美さんが好きになっただけあり、スタイル抜群。短髪で清潔感があり、45歳の実年齢よりもかなり若く見えます。

長身をやや猫背にして歩き、東海道線方面へ。川崎付近の駅で下車すると、タクシーに乗り、2キロほど先にある古くて小さなマンションに入っていきました。

それから2時間ほどすると、女性とふたりで出てきて、スーパーで買い物をしてまたマンションへ。

夜18時45分に慌てたように近所のお蕎麦屋さんに向かい、2人でビールを飲みながら、話しています。

女性は彼と同じような年齢で、聡美さんとは真逆の派手なタイプ。彼とは家族のような親密さで、彼の両親のことも案じている様子です。私たちも驚くくらいの聞き上手で、彼は仕事で大変なこと、聡美さんのグチなど、なんでも彼女に話しています。

彼女は「まあアンタも45歳になったんだし、もう1回身を固めなさいよ。老後、寂しいのは辛いよ」などと言っており、彼は「う~ん。でも彼女若すぎるんだよな」などと言っています。

彼が「俺とはもうムリ?」などと彼女に迫り、彼女は「アンタはまともすぎるのよ。こうしてたまに会うくらいがいいの。あの子も大きくなったしさ。一緒に暮らしたらこっちの息が詰まっちゃうもの。もう嫌よ、あんな生活は」と答えていました。

そう、女性は彼の元妻だったのです。

彼は元妻が忘れられないのか……

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