コラム 片思い7年で彼女と婚約。「浮気してても結婚する」と宣言した彼氏が見た現実【浮気事件簿・前編】

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は、大手食品メーカーに勤務する鈴木良哉さん(仮名・40歳)。11歳年下の彼女と1年交際後に結婚することになりました。しかし、その前にどうしても調べてほしいことがあると、私たちに調査を依頼されました。

「彼女というのは、同じ会社の“職場の華”で、かわいくて仕事がデキて最高の彼女なんです。僕は彼女が新入社員の時に係長で同じ部署でした。彼女の気を引きたい一心で仕事を頑張り、創業最年少で課長になりました。そして今は最年少で部長になります」

きりりとした涼しい目元に、ジャケットとデニムのラフなスタイル。控えめに言ってもカッコよく、モテそうです。学生時代はテニスをしていて、かなりモテていたとか。

「いろんな女性はいますが、僕はやはりかわいいタイプがいいんです。猫みたいにわがままで気まぐれで、言いたいことをきちんと言うタイプが好きで。落ち着いている聡明なキャリア女性が好きそうに見られるのですが、全然違っていて……彼女が理想なんです」

相当、彼女のことが好きだと伝わってきますが、出会いから6年間は、全くそのそぶりを見せなかったと言います。

「社内恋愛が多い会社で、役員も社内結婚が多くて。彼女と恋愛することは出世にプラスになるとは思っていたんですが、僕が出世で一番肝心な30代に、彼女に溺れて仕事をおろそかにしてしまうのが怖かったんです」

その間、別の男性と彼女が交際するのを、ずっと見ていたのだとか。

「別れろ……と呪いながら見ていたかもしれません(笑)。彼女が前の男と別れてから1か月目に思いを伝えたら“うれしい”と僕を受け入れてくれたんです」

それからは夢のような生活が始まったのだとか。6年間の片思い期間中に、彼女の情報をリサーチしていたそうで、彼女が喜ぶ日にサプライズを仕掛けたといいます。

「誕生日、入社記念日、初契約達成記念日、交際記念日、資格合格記念日は4つ……そのほかに、こっそり僕が大切にしている記念日で、彼女は知らなくとも、お祝いをしていたのです」

彼女はそれに驚き、喜んでくれました。しかし、気分が乗らないと喜ばないこともあったそう。

「それでもうれしいんです。僕は彼女が気持ちを隠さないところが好き。だからとことん喜んでもらえることを考えられるんです」

いちど「重すぎてウザい」と言われ、別れの危機もあったとか。

「その時にプロポーズしたんです。そしたらOKをくれました。一緒に暮らし始めて1か月で、入籍は彼女の誕生日の10月予定なのですが、最近彼女の態度がおかしくなり始めたんです」

彼女のLINEには、役員の名前が……

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