コラム 地味系女子に嫉妬する小悪魔系女子の罠……狙われた婚約者が選んだのはどっち?【浮気事件簿・後編】

結局、彼女が出てきたのは夕方5時。ほろ酔いであることが一目でわかります。男女の関係があったかどうかは全くわかりません。

その後、深夜12時まで張り込みをしていましたが、動きがないと判断し、調査は終了。翌日、美津子さんに調査結果を報告しました。

「あ~。やっぱり……なんかいやな予感がしていたんですけれど、的中しましたね」と冷静に受け入れていました。

「でもなぜこの子なんだろう。別の人だったら許せるかもしれないけれど、この人だけはダメ。でもなんで私の邪魔ばかりするんでしょう。とりあえず、彼と話し合ってきます」と言って事務所を出ていきました。

その日の夕方、「相談に乗ってください」と美津子さんから連絡があり、カウンセリングルームでお話を伺うことに。

「彼と話をしたら、“気持ちは動いたけれど、絶対に裏切っていない。信じてほしい”と言ってきたのです。彼女のほうからぐいぐい来られて、断れなかったこと。最近、私と連絡を取らなかったのは、後ろめたさもあったそうです」

さらに彼は過去に彼女と交際していたことを告白。

「5年以上前の話だそうです。でも、彼女の激しい性格に付き合い切れず、1年もたたずに別れたのだそう。そして、彼女は半年前に彼の部署に異動してきたんです」

彼女は復縁しようとしたが、彼は美津子さんと婚約しています。そして彼女は彼が押しに弱いことを知っています。そこでぐいぐい迫って、略奪しようとしたことは想像できます。

「彼は“きっぱりと断ればよかったし、危ういところまで行きかけた”と正直な気持ちを私に話してくれました。本当に反省しているようですし、私も彼が大好きだし、何もないという彼を信じて、結婚に向かって進めようと思っています」

今回の調査費用は、7万円です。

浮気の事実にどう向き合うのかは、日々の信頼関係によるところが大きい。

※本連載はプライバシー保護のため、一部内容を変えています。

賢人のまとめ

コロナ禍では、自宅で浮気をする人が増えています。その場合、浮気の有無を証明するのが難しく、自宅に入る前の態度や、普段の人間関係などから判断される方が多いようです。

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プロフィール

山村佳子

夫婦カウンセラー、探偵。JADP認定 メンタル心理アドバイザー JADP認定 夫婦カウンセラー。神奈川県出身。フェリス女学院大学卒業。大学在学中に、憧れの気持ちから探偵社でアルバイトを始め、調査のイロハを学ぶ。大学卒業後、10年間化粧品メーカーに勤務し、法人営業を担当。
地元横浜での調査会社設立に向け、5年間の探偵修業ののち、2013年、リッツ横浜探偵社設立。依頼者様の心に寄り添うカウンセリングと、浮気調査での一歩踏み込んだ証拠撮影で、夫婦問題・恋愛トラブルの解決実績3,000件を突破。リッツ横浜探偵社 http://www.ritztantei.com/