コラム 美貌も家柄もお金も揃った才媛と、3年付き合っても結婚しない彼の本心【浮気事件簿・後編】

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は梅田良子さん(仮名・30歳)。美容関連会社にバイヤーとして勤務していますが、元読モでタレント。そして美貌と知性を誇る彼女の実家は名家。交際相手は厳しく徹底的に調査をされますが、それを突破して、あとは結婚を待つだけの容姿端麗&頭脳明晰な彼(38歳)の様子が1年前からなんだかおかしいと、私たちに調査を依頼されました。

【これまでの経緯は前編で】

「毎週末、どちらかの家でデートをしていますが、この日はありません」という日に、調査に入ることにしました。

調査は彼が住む表参道のマンションからスタート。この低層マンションは、芸能人や大富豪が住む物件で、セキュリティが厳重な物件。しかし、出入り口は駐車場と住民専用のエントランスの2か所しかありません。彼はクルマを持っていないので、エントランスを見張ります。

ここは近くにコインパーキングもなく、細い裏路地にエントランスがあるので、いつものような探偵カーでの張り込みはできません。そこから20メートルほど離れた人目につきにくい場所から、望遠レンズで見張ることにしました。

それから2時間ほどたったころ、キャリーケースを引いた彼が出てきました。デニムにTシャツとかなりラフな服装です。

タクシーを捕まえて東京駅まで行きます。ここで私たちはデート旅行であると確信。その定番といえば、熱海か京都なので、東海道線方面を予想していたところ、まさかの東北新幹線のグリーン席に乗車しました。発車15分前にホームに到着し、5分前に着席している彼はソワソワして、スマホをチラチラ見ています。明らかに誰かを待っている様子。

発車1分前になると彼は立ち上がって荷物を持ち、いつでも降りられるようにドアのそばに移動しました。私たちも見守ります。

すると、「ごめん~寝坊した」とぽっちゃりした女性が乗り込んできました。25歳くらいでしょうか、肌がプルプルで色白、なんと彼の鍵アカウントで大盛ナポリタンを食べていた女性でした。

依頼者・良子さんは小顔でほっそりしているので、まさに真逆のタイプです。良子さんのマスクは、顔の半分以上を覆ってしまうほど大きく感じましたが、この女性はマスクが口の周りしか隠せないほどのサイズ感。

彼はあれだけソワソワしていたので、怒ったりするのかと思いきや「来てくれてよかった」とホッとした顔に。

女性は「私は必ず約束を守るんだから、何も不安に思わなくていいよ」というや否や、彼にビールを渡して早速乾杯。

新幹線はガラガラで、私たちと彼のカップルの貸し切り状態でした。私たちは完全に気配を消していたので、彼らは込み入った話を開始。彼女は28歳の既婚者で超有名グローバル企業に勤務しているハイパーエリート。夫が超ダメ男らしく、この夫の相談を彼にしているうちに、関係が深くなってしまったようです。

彼はもともと彼女のことはなんとも思っていなかったけれど、会うたびに好きになってしまい、今では本気で結婚を考えるまでに。彼は依頼者・良子さんと別れたい。彼女は夫と離婚したい。その後、2人は結婚したいというのが、現在の状況でした。

結婚は居心地の良さが大切、美貌も家柄も無関係

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