コラム 婚活10年、35歳女性の「余計な一言」で見えた結婚秒読み彼の本音【浮気事件簿・前編】

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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恋愛と結婚の大きな違いとは?

今回の依頼者は原田茉莉さん(仮名・35歳)。大手企業の契約社員として勤務しています。10年以上婚活をしているのに、一向に結婚できないといいます。

「それは、“なりすまし既婚者”にばかりモテてしまうからです。私は合コンや飲み会が苦手だし、男性を紹介してくれるような友達もいません。職場は既婚者ばかりだし、独身の男性も彼女もちか、自分と合わなかったり微妙な人ばかり…。10年間婚活をしていて思いましたが、男性って交際は誰とでもするけれど、結婚となると“自分と同じスペック”の人を選びますよね。特にうちの会社みたいな大手はそうだと感じています。地味な契約社員の私は結婚の対象外でした」

茉莉さんは老後のために貯金をしています。節約と貯金残高を見るのが楽しみなところもあるので、結婚相談所にはお金を払いたくないといいます。

「成婚して退会するとまとまった額のお金が必要と知り、ためらってしまったんですよね。10年も婚活を続けるくらいなら、もっと前に入っておけばよかったです。コロナ禍で1年間婚活できなかったのですが、5月にマッチングアプリを再開しました。真剣な交際相手を探して、すぐに今の彼と知り合いました」

彼は36歳の建築関連会社勤務の男性。地方出身、地方国立大学卒の二級建築士の資格マニア。恋愛経験が少なく、茉莉さんがリードするように、何回かデートしたそうです。

「私から告白して交際がスタートしました。私は土日休みで、彼はたまに土曜日出勤になるのですが、6月あたりからずっと会っていて、結婚の話も出るようになったのです」

結婚するなら子供も欲しいと、2人でブライダルチェックにも行ったそう。その頃から、茉莉さんは彼を“私の男”としてプロデュースし始めました。

「結婚する、と確信したので、彼を素敵にイメチェンすることにしました。中学時代から着ていたという服や、ボロボロになった財布やバッグを新しいものに変えてもらいました。ヘアスタイルも格安の床屋さんで切っていたのを、私が行っている表参道のサロンに変更。服もファストファッションの中から上質なものを選んで、メガネも数万円はするブランドのものに変更。そしたら、けっこういい感じになりました」

見た目が変わると、彼はモテ始め

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