コラム 婚活10年、35歳女性の「余計な一言」で見えた結婚秒読み彼の本音【浮気事件簿・後編】

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は原田茉莉さん(仮名・35歳)。大手企業の契約社員として勤務し、婚活を10年以上もしている女性です。5月にマッチングアプリで知り合った建築関連会社に勤務する男性(36歳)と結婚秒読みでしたが、些細な一言から別れを宣言されてしまいます。これはなんだかおかしい、と調査を依頼。

【これまでの経緯は前編で】

昼休みの弁当ランチで女子2人が火花を散らす

彼はテレワークすることなく毎日出勤しています。依頼者・茉莉さんから教えていただいた勤務先に朝から張り込み開始。

彼の写真は事前にいただいていましたが、実物はそれ以上にカッコいい。茉莉さんのプロデュースで劇的に変身した彼は、バランスの取れた体格を生かした白シャツ黒パンスタイルで、颯爽とオフィスビルに入っていきます。

12時30分ごろになると、外に出てきて近くの商業施設の地下に行き、野菜とチキン弁当を購入して屋上へ。丁寧な箸づかいでよく噛んで食べている姿はとても品よく見えます。

すると、2人連れの小柄な女性が親し気に話しかけてきます。彼女たちは会社の同僚のようで、一方は自作のお弁当、もう一人は購入したお弁当を持っています。

彼は笑顔を浮かべて再びマスクをすると「どちらもおいしそうだね」と話し、またマスクを外して食事を再開。

自作弁当の女性が「デザートにどうぞ」とシャインマスカットを差し出すと「ありがとう。でももうお腹がいっぱいなんだ。僕はもう食べ終わるから、あとはごゆっくり」と言って去って行きました。

彼のことはペアの探偵が追い、私は女性の会話を聞きます。「最近イメチェンしてカッコよくなった」「うちの会社は給料がいいから、結婚するなら狙い目。真面目だし」「最近、庶務の〇〇さんも狙っていると聞いた」などと語っていました。

彼は喫煙所に並んで、一服した後会社に戻ります。そして、18時の退勤まで仕事をして、出てきました。

その後、会社の隣駅で下車し、自宅と思しきマンションに入っていきます。それから深夜まで出てきませんでした。このマンションの間取りを調べると、ほとんどの部屋が20平米程度でトイレがあるユニットバスという単身用の物件。元ホテルだった施設をマンションに改装したもので、依頼者・茉莉さんを自宅に呼べなかったのは、その狭さがあるのかもしれません。

以上を茉莉さんに報告すると、「やっぱり彼が好きです」と泣き始めます。あの後、しつこく連絡したら、着信拒否とブロックをされてしまったそうです。

「このまま待っているのは辛いので、ぜひ週末の行動も調べてください」

一転週末の追加調査でわかったのは悲劇…

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