コラム 彼に貢ぐ娘の目を覚ましたい母の思い。超ダメ男の素行調査をしたら…【浮気事件簿・前編】

今回の依頼者は、佳代子さん(55歳)。関西に本拠地があるスーパーマーケットチェーンで課長代理として働くキャリア女性です。

「うちの娘(30歳・エステティシャン)が誰に似たんだか、アホな男とばっかり付き合って、歯がゆくてしょうがないんですよ!」と、カウンセリングルームに入るや否や、マシンガントーク。佳代子さんはスタイルがよく、肩までのセミロング、黒のシースルーのブラウスにレザーのスカートを合わせています。かなりカッコいいステキな女性です。

25歳の初彼にハマり数百万円貢いだ娘

まず、娘さんについて伺いました。

「娘は“美容の仕事がしたい”と言って、私とお父さん(夫)の反対を押し切って、東京に出たんです。美容学校も出て、成績優秀だったのでフランスにも留学できて、今はエステサロンで働いています」

娘さんの勤務先は、有名ブランドのサロン。肩書はチーフだとのこと。

「仕事はできるみたいで、お給料だっていいんですよ。でも、ごっつダメンズやねん。中高と女子校で美容学校も女ばかり。仕事も女ばかりの世界にいるから、男に免疫がなくて。25歳のときに初めて付き合ったのが、噓つきで借金まみれの男。そいつと1年同棲してボロボロになって、貯金(400万円)もそいつにぜんぶ貢いでしまって、すっからかん!別れた後もなぜか一緒に住んでるし、帰ればDVされるっていうことで、ずっとサロンで生活していたんですよ」

娘さんの当時の上司が見かねて「会社の寮に一時避難しなさい」と言ってくれ、こっそり逃がしてくれたのだそう。

「その後、私とお父さんが、その男と娘を完全に別れさせたんです。そしたら娘は“私の恋愛に干渉しないで!”って怒って泣いたんですよ。もう手が付けられないくらい怒られて、3年くらい口をきいてもらえなかったんです」

なぜ、ダメンズばかりと付き合ってしまうのか……

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