コラム 彼に貢ぐ娘の目を覚ましたい母の思い。超ダメ男の素行調査をしたら…【浮気事件簿・後編】

今回の依頼者は、佳代子さん(55歳)。関西に本拠地があるスーパーマーケットチェーンで課長代理として働くキャリア女性です。男性に貢いでばかりいる30歳の娘が「結婚する」と連れてきた、超絶ダメンズ彼氏(40歳)の調査を私たちに依頼。

娘さんは潔癖な性格なので、「浮気の証拠を見ればこの男と別れる」という確固たる自信があっての依頼でした。

【これまでの経緯は前編で】

インスタにプライベートがダダ洩れ

彼の名前と肩書、活動範囲を検索すると、SNSの本人アカウントが特定できました。

彼はとにかくインスタでプライベートを垂れ流しにしているのです。それを見る限り、確かにほとんど仕事をせず、サーフィンをしたり、焚火をしたりして遊んでいる様子がアップされていました。

そして、毎日深夜0時くらいに「今日も彼女のご飯がおいしい」などとアップしています。おそらく、依頼者・佳代子さんの娘は、深夜に帰宅しては彼のためにご飯を作っているのでしょう。

都心から海辺の町まで帰宅するだけでも大仕事だと思います。佳代子さんは「このバカ男と付き合ってから、娘はかわいそうなくらいに痩せてしまった」と言っていましたが、ハードな生活をしていては、そうなってしまうのもわかります。

その後、ネット調査が得意な女性探偵に依頼し、彼のインスタを始めとするSNSを隅々まで見て、行動パターンと読み解いてもらいました。

この女性探偵は、「いいねの数、コメントの内容から、恋愛関係があるかどうかなんて、一発でわかりますよ」と豪語するほどの観察眼を持っています。

1時間ほどチェックした後に、「この人とこの人をマークしてください」と2名の女性のプロフィールと連絡先をくれたのです。そのうちのひとり、彼のサーファー仲間の女性のことを、「こっちはおそらく元嫁ですね」と断定。その情報をもとに、調査に入りました。

調査はあっけないほど簡単で、佳代子さんの娘が早朝に海辺の町から都心に出勤すると、娘の彼氏はすぐにサーフボードを持って海へ。

なかなかの腕前のようで、2時間ほどすると上がって、自宅に帰り、12時ごろまで昼寝をしているのか出てきませんでした。

13時くらいに電動自転車に20分ほど乗って、ある家へ向かいました。ここはネット調査が得意な探偵が「この人は元嫁」と言った女性の家のようです。合鍵を使って中に入ります。この女性は自宅兼サロンを構えており、ペット関連のグッズを販売しています。女性は中にいるらしく、すぐに男女の関係を明確に思わせる音声が。夕方になるとワンコの散歩をしながら、手をつなぎながら女性と歩き、学童へ子どもを迎えに行っていました。小学校3年生くらいの女の子は「パパ」と呼び、3人でラーメンを食べて、子供と元妻は家へ、娘の彼氏は同棲している家に帰っていきました。

明らかなデートをしていた

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