コラム モラ夫と浮気相手を叩き潰せ! サレ妻から、金持ちおひとりさまへ【浮気事件簿・後編】

横浜の探偵・山村佳子が調査した男と女の浮気事情。そこからわかる恋愛の裏と表を読み解いていく連載です。

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今回の依頼者は、派遣社員として働く美緒さん(仮名・32歳)です。彼女は結婚5年になる、同じ年の夫に気付き、浮気相手と夫に制裁を与えるべく、調査を依頼してくださいました。

【これまでの経緯は前編で】

改札で妻を叱責する夫

都内のタワーマンションから調査はスタート。美緒さんは夫の希望で「俺と同じ会社なら派遣社員として働いてもいい」と言われて仕事に出ているので、2人は同じ勤務先に出勤します。

美緒さんは「毎朝、一緒に会社に行きます」というので、いつも通りにしていただきました。ただ、美緒さんは愛想がいいので、私の姿を見ると会釈などをしそう。調査日は美緒さんに伝えずに決行しました。

美緒さんの夫は背が高くカッコよく、ジャケットスタイルが決まっており、改札を華麗に通っていきます。しかし、美緒さんは定期が見つからずもたもたしていました。そこをあからさまに叱責するなどして、早くも不穏な空気が流れています。

同じオフィスビルに入って行き、17時30分に美緒さんは退勤。夫は18時に出てきました。会社から一駅分乗って下車し、周囲に誰かいないかきょろきょろして、チェーンの大衆食堂店に入っていきます。

そこで、ひとりで定食を食べつつ、グラスビールを飲んでいました。明らかに時間つぶしをしている様子です。

19時になると会計を済ませて、再び駅に戻っていきます。その改札には、いかにもキャリア女性というタイプの、白いスーツを着た女性が待っていました。2人の様子から察するに、今日はデートする予定だったけれど、女性の都合が悪くなりドタキャンになった様子。しかし、女性は彼とどうしても会いたくて、わざわざここまで来たという感じでした。

これは何かあると直感し、観察を続けます。すると、2人は周りを確認しつつ、駅の多目的トイレに入っていき、5分ほど出てきませんでした。何をしていたかは、その様子からわかります。

2人は駅のベンチに座り、バッグで隠しながらお互いの体を触っています。そして女性は「今週は母が来られなくなったから。来週なら大丈夫」と言っていました。おそらく女性には子供がいるのでしょう。彼は名残惜しそうに見送っていました。私が女性を、ペアの探偵が夫を追います。

女性は保育園に入って行った

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