コラム 【浮気事件簿】公務員夫の愛が芽生えたゴミ置き場。無印良品妻が追う、消えた200万円の行方~その2~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評のあるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情を紹介するこの連載。

結婚6年目の幼稚園教諭・荒川ヒロコさん(仮名・36歳)が今回の依頼者。森三中の村上知子さんそっくりな、健康的チャーミング女性です。旦那様は、エリート公務員。それまでネガティブ発言を繰り返す暗い男性だったのに、1か月前から毎日ウキウキ過ごしていて、平日は深夜帰り続き。5年間のレス状態も解消し、異常にべたべたしてくるとか。夫の劇的な変化に浮気のみならず、夫婦関係の消滅を予感したヒロコさんは、私たちに調査を依頼。大阪での調査になるので出張料金が20万円ほど追加で必要になることを説明し、快諾いただいてから調査を開始しました。

 

調査費用を節約するために、ウキウキ男に変身以前の旦那様の行動パターンを徹底聞き取り。だいたい19時には職場を出て、19時30分には帰宅していたというので、その時間に絞り込むことにしました。

調査初日は、職場の出口で張り込み。18時00分に職場を出た旦那様を追います。確かに背が高くそこそこイケメンなので目立つから、発見も尾行も比較的容易にすることができました。

彼が向かった先は、梅田にある大阪でも話題のケーキ屋さん。そこで予約していたのでしょうか、ホールケーキらしきものを受け取って地下鉄に乗ります。降りたのは、自宅がある駅です。そのまま歩いて家路につく旦那様。“これはきっと、ヒロコさんの誕生日か何かで、早く家に帰るのか?”と思いました。

しかし、旦那様が入って行ったのは、自宅マンションより4軒ほど手前にある、古いマンションでした。呼び出しボタンが丸い旧式のエレベーターに乗り4階で降ります。しかし、そのまま1時間ほど出てきません。

出口で張っていると、20時くらいに旦那様はボブヘア……というよりオカッパ頭のアラフォー越えしている女性と、小学生くらいの男の子を伴って出てきます。この母子は美しい顔立ちをしていますが、肌が荒れていて影があります。セクシーな“影”ではなく、“不幸の影”。何をしてもタイミングを外してしまう人にありがちな雰囲気を身にまとっていました。

3人で向かった先は近くのスーパー。ご近所さんに見られるかもしれないのに、人目を気にせず手をつなぎ、ソーセージやサーモンを買う様子は、どう見ても家族みたいです。旦那様が1万円分くらいの食材を支払い、3人で手分けして持ち帰り。結局この日は0:30くらいまで、マンションにいました。この行動はすべて、動画と写真で撮影しています。

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