コラム 【浮気事件簿】束縛妻とマジメ夫、浮気相手は汚部屋の主? 生理ナプキン愛の行方を追え!~その2~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評のある、リッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情を紹介するこの連載。

結婚相談所で出会った相手と入籍して1年、妊活のため半年前から専業主婦になった依頼者・小林ユリアさん(仮名・39歳)。2歳年下の旦那様が、毎週金曜日に朝帰りをするようになったということで私たちに調査を依頼。そのきっかけは、旦那様の財布で見つけた、ラブホテル運営会社のクレジットカードの使用明細でした。ユリアさんはナチュラルで堅実でマジメな女性。浮気をしている旦那様も相手も許すことができず、証拠がつかめたら離婚をすると断言。

 

調査は、旦那様が朝帰りするという金曜日に決行することにしました。旦那様の会社が入っているオフィスビルは入り口が2つあり、探偵は2名ずつ張り込むことにしました。金曜日の夜21時に旦那様は男性4人と女性1人とともにビルから出てきて、彼らと徒歩で六本木方面に向かいます。あるおしゃれ居酒屋系のチェーン店に入り、盛り上がる彼らは、仕事の話を中心にしています。

確かに、旦那様は自信に満ち溢れており、カッコいい。

終電時間に会はお開きになり、全員地下鉄の方向に向かいます。しかし、旦那様はみんなを見送った後、六本木ヒルズ方面に向かい、映画館付近のベンチに座りました。

10分ほどボーっとしている旦那様は、探偵から見てもなかなかカッコいい。しばらく観察を続けると、先ほどの飲み会の席にいた女性が現れました。堂々と二人で六本木ヒルズに来ればいいのに、10分程度の時間差を作り人目を忍んで落ち合う。そこに微妙に親密さを感じました。

ちなみに、この女性は奥様のユリアさんとは正反対のタイプ。年齢も少なくとも43歳以上で、背が高く、スリムで茶髪のロングヘア。ヤンキーを思わせる雰囲気と、ボロボロのベルサーチのバッグを持っており、お世辞にも上品できちんとしているとは言いがたいタイプです。

それから二人は、地下にあるワインバーに移動。女性側から手を握ったり、お尻を触ったりして、親密なスキンシップをとっています。ワインバーなのに女性はスパスパとタバコを吸い、大声で笑います。出っ歯で目つきが鋭く美人ではありませんが、愛嬌があり魅力的。彼らは2時ごろまでワインバーで語り合い、タクシーに乗って移動。ふたりが入って行ったのは、渋谷のラブホテルでした。

朝、5時くらいにホテルから出てきた二人は、井の頭線に乗り浜田山で下車。ある一軒家に入っていきます。そこは、女性の自宅のようです。そんなに古くない家なのですが、とにかく玄関回りが散らかっていて、汚い。鉢植えや残土、自転車や収納ボックスが山のように積まれています。

 

汚い玄関から出てきた意外な人物とは?

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