コラム 8年も「待つ女」が恐れた、彼が結婚を拒否する理由【浮気事件簿・前編】

横浜の探偵・山村佳子が調査した男と女の浮気事情。そこからわかる恋愛の表と裏を読み解いていく連載です。

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今回の依頼者・佳果さん(仮名・34歳)は、結婚してくれない彼を8年間待ち続けていると言います。

44歳の彼氏に、結婚話を「まだ早い」と言われる

「私は派遣社員だし、彼は10歳年上の44歳。お互いのメリットのためにも、結婚した方がいいと思うのです。8年間も交際しているのに、同棲の話も結婚の話もはぐらかされてばっかりで。私は子供も産みたいので、結婚したい。そのことを彼に伝えても“まだ早い”と言うんですよ。彼は私よりも10歳年上ですから、焦ってもいいはずなのに…。だって今すぐ子供が生まれても、その子が20歳になる頃に、彼は64歳になるんですよ」

佳果さんは笑顔が魅力的で明るい雰囲気の女性です。小柄で愛らしく、家庭的で「かわいい奧さん」という言葉が持つイメージにピッタリとハマりそう。問題の彼について伺いました。

「44歳で、大手システム関連会社に勤務しています。小太りで小柄、服装のセンスもイマイチで女性からは全然モテません。それなのに最近、何かがおかしい気がして。デートの機会がぐんと減ったし、家にも遅く帰っているようなんです」

聞けば佳果さんと彼は、同棲こそしていないものの、同じアパートの別の部屋に住んでいるとか。佳果さんは彼のそばにいたいのに、一緒にすむことを彼に拒否されてしまったそう。その苦肉の策として、彼が住むアパートに入居。

「彼は2階の真ん中の部屋、私は1階の階段下なので、彼が帰ってくるのがわかるんです。でもそのことを言うと、不機嫌になるので言いません」

彼がそこまで佳果さんとの同棲や結婚などの「コミットする」ことから避けるのは、昔付き合っていた元カノを忘れていないからだそう。

「彼が大学時代に付き合っていた元カノ(同級生)のことが忘れられないみたいなんです。今も家には写真があるんですよ。でもその元カノは、12年前に北海道に嫁に行ってしまい、子供も2人いるんですよね」

遠距離不倫をしているのではないか

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