コラム 離婚した元妻の“今”が知りたい。多忙エリート男性が望む復縁と予想外の事態【浮気事件簿・前編】

横浜の探偵・山村佳子が調査した男と女の浮気事情。そこからわかる恋愛の表と裏を読み解いていく連載です。

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芸能人との交際歴もある、魅力的な元妻

今回の依頼者は男性です。泰弘さん(仮名・38歳)は、離婚した妻を思い続けて3年になると言います。

「妻……いや、元妻なのですが、彼女が30歳、僕が35歳の時に離婚しました。結婚生活は4年間。僕の仕事が忙しく、すれ違ううちになんとなくわかれようかという話になってしまって。その時は、国の大きなイベントも数年後に控えていたし、コロナ禍もなかったので、僕は平均3時間睡眠で仕事をしていました」

泰弘さんの職業は、大手広告代理店勤務のクリエイティブディレクター。年収も高く見た目もスマートでカッコいい方です。離婚原因はなんだったのでしょうか。

「僕は妻になる人には家庭にいてほしかった。古風かもしれないけれど、僕であれば十分すぎる生活費を渡すことはできるし、年に数回は海外旅行にだって行ける。会いたい人にも合わせるし、欲しいものは何でも買える。だから家にいてほしかったんです。当初は家にいてくれたのですが、妻は社交的で明るい人なので、友達の仕事を手伝ったり、ネットショップの立ち上げに参画したりして、忙しくなっていきました」

元妻の写真を見ると、当時30歳だとは言うけれど、年齢よりかなり若く見えます。目が大きく、とてもチャーミングで、スタイルもいい女性です。妻が結婚したのは26歳の時ですが、そのときにはすでに彼女には離婚歴があったそうです。

「短大卒ですぐに働いていたので、22歳の時に結婚し、23歳のときに出産してすぐ離婚。子供は彼女のお兄さん夫妻が育てており、実の両親だと思っているので、彼女とは年に1回程度の交流だったようです。その後もいろんな男性と交際していたといっていました。僕が知り合った時は、歯科助手をしていました。友人主催の合コンで彼女を見て“この人だ!”と猛アタックしたのです」

とにかく彼女はモテます。芸能人との交際歴もあり、囲い込みたかったというのが本音だそうです。

「でもいわゆるモラハラはしていません。友達と遊んだりするのはいいけれど、仕事をしないで家を守ってほしいと言っただけです。それがだんだんウザくなったんでしょうね。離婚を切り出されました。私が泣いても、土下座しても彼女の意思は変わらない。子供でもいればと思いましたが、彼女が望みませんでした」

離婚後、一切の交渉を絶っていたが、風の噂で「彼女がお金に困っていると」聞き

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