コラム 離婚した元妻の“今”が知りたい。多忙エリート男性が望む復縁と予想外の事態【浮気事件簿・後編】

横浜の探偵・山村佳子が調査した男と女の浮気事情。そこからわかる恋愛の表と裏を読み解いていく連載です。

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今回の依頼者は男性です。泰弘さん(仮名・38歳)は、大手広告代理店に勤務しています。3年前に離婚した元妻(33歳)の身辺調査を私たちに依頼。

【これまでの経緯は前編で】

甘え上手な彼女と、メロメロな彼氏

東京から特急で1時間程度の地方都市のかなり大きな洋菓子店に行くと、彼女が働いていました。販売と喫茶のホールを掛け持ちしており、常連客のおじさま、おばさまたちと談笑。マスクをしていましたが、美貌と華やかな雰囲気は伝わってきます。

根っからの明るさのようなものがあるので、泰弘さんは惹かれ、離婚してから3年間も思い続けていたのでしょう。

11時から16時まで働くと、17時から近くのパチンコ店の従業員通用口から入っていきます。ここでもスタッフとして常連客とやりとりしていました。

20時になると、かなり爽やかで明るく、筋肉質な40代前半の男性がやってきました。彼女は「もうすぐ上がるね」と言い、10分後に着替えて通用口から出てきます。

彼女と男性は、近くの居酒屋に入りました。4人掛けの席で、対面で座ると思ったら、隣同士で座って、身を寄せ合って手を握っています。

男性は右手をつないでいるので、お箸が使えません。すると彼女が「あ~ん」と唐揚げなどを食べさせていました。

手をほどこうとすると「ダメ。もっとぎゅっと握ってくれないといやだ」と甘えています。それに男性もメロメロの様子でした。

2人はホッピーを飲みながら、夕食と思しき食事をしているのですが、彼女はほとんど食べません。それなのに「もうお腹いっぱい」と言い、2人は近くのゲームセンターへ。

そして迷わずダーツのコーナーに行き、1時間ほどダーツをしてから、20分ほど歩いた後、びっくりするくらい古いアパートに帰宅しました。

ドアを開けたところがちらっと見えたのですが、廊下の両側に荷物があり、獣道のような廊下に見えました。

男性は、彼女がずっと交際していた元甲子園球児だった

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