コラム 入社時に一度だけ…片思い8年の同期、メガネ美人が抱える片思いの行方【浮気事件簿・後編】

横浜の探偵・山村佳子が調査した男と女の浮気事情。そこからわかる恋愛の表と裏を読み解いていく連載です。

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今回の依頼者は、優里さん(仮名・30歳)です。大手食品関連会社に勤務しているキャリア女性。8年前に1回、深い関係になり、その先に関係が進まなかった同期男性について調査を依頼。

【これまでの経緯は前編で】

暗い部屋の中で、洗濯物を干していた人物

退社後の同期の男性を狙い、17時から都心のオフィスビルで張り込み開始。このビルは何度か調査に入ったことがあるビル。入口がひとつなので特定しやすいので少々ホッとしました。

19時に彼は出てきました。立体的なマスクをつけており、仕草が優雅なのですぐにわかります。都心のターミナル駅で降り、慣れた様子で向かったのは、キックボクシングのジム。ガラス越しにパンチをしたり、キックの型の練習をする様子を見ましたが、確かに彼はカッコいい。

90分程度のレッスンを終えると、自宅がある駅へ。コンビニに立ち寄って、牛乳を買い、世田谷区内の閑静なマンションに入っていきました。どの部屋だろうと思ってみていると、道路側の出窓がある部屋が彼の家のようでした。カーテンレールにはハンガーにビシッとかけられたTシャツが干してあります。しばらく見ていましたが、女性がいる気配はありません。このマンションを調べると単身向けなので、現時点では結婚していない様子でした。その翌日は会社を出ると、直帰。3日目は、男性の友人とワインバーへ行き、帰宅。会話を聞きましたが、キャリアや仕事の話が中心で、結婚や彼女の話はしていませんでした。そして、その日も21時には自宅に帰ってしまいました。彼は家が好きなようです。

しかし、その夜から家での様子を察するべく、探偵カーを手配し、窓を観察と録画を続けたところ、彼ではない人が、洗濯物をかけていたのです。

暗くて顔は特定できませんでしたが、画像を解析すると彼よりはるかに背が低い。どうやら女性のようです。朝まで張りましたが、彼はひとりで出勤。女性の気配はありません。

週末デートを狙って調査をする

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