コラム コロナ不安のせい!? 彼が出張するたび、同棲中の彼女が出かける場所【浮気事件簿・前編】

横浜の探偵・山村佳子が調査した男と女の浮気事情。そこからわかる恋愛の表と裏を読み解いていく連載です。

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今回の依頼者は男性です。勇二さん(仮名・38歳)は、同棲している婚約者(32歳)の様子がおかしいと、カウンセリングの申し込みをしてくださいました。

誠実な料理人がホレた、正義感が強い性格

勇二さんは料理人をしています。イケメンシェフとしてメディアに取り上げられたこともありますが、華やかな世界に目もくれず料理の道を究めてきたと言います。

真っ白なシャツにホコリひとつないダウンジャケットを羽織ったラフなファッション。腕が太く、引き締まった体格をしており、筋肉フェチな人にはたまらないのでは…と思ってしまいました。また、礼儀正しく謙虚な人柄であることが伝わってきます。

私がこの仕事をしてきて感じることは、仕事に真摯に取り組む人は、衣服もきちんと着こなしています。正装をするというのではなく、よく手入れされた清潔な服を身につけているのです。

勇二さんの相談は「一緒に住んでいる婚約者が、コロナ禍で稼げなくなった男性には興味がないと言い、外泊するようになったことなのです」と言います。

「出会いは5年前。当時はインバウンドの好景気に沸いていて、おもしろいくらいお客さんが入っていました。あの頃はホントに良かったです」

人柄も腕も確かな勇二さんは、お店を一店舗任されていました。その月収は手取りで100万円以上。そのほかにも、富裕層のプライベートパーティなどにも引っ張りだこ。その謝礼やご祝儀も合わせると、年収2000万円は超えていたと言います。

「お金があると女性からモテるようになります。自分は派手な女性が苦手で…香水が強かったり、化粧が濃い人はどうしてもダメなのです。その時に友人から紹介されたのが今の彼女です」

彼女は当時27歳。社員600人規模の資材会社の役員秘書として働いていました。

「さっぱりしているところが良かったんです。自分が遅く帰ってきても理由を聞きません。飲食店の店員に横柄な態度をとるお客様に“その言い方はないんじゃないですか?”などと言いに行くほど正義感がある人です。気が強くてこだわりのないところが好きで、猛アタックして付き合うことになったのです」

すぐに同棲を開始し、「結婚するならこの人しかいない」とプロポーズ

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