コラム 【浮気事件簿】自称ジェーン・バーキン妻と公務員夫、妻が教えたカルチャーネタで、はんなり美女をお持ち帰り!?~その2~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評のある、リッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情を紹介するこの連載。

今回の依頼者はフレンチカルチャーが大好きで、自称ジェーン・バーキンという有村杏子ささん(仮名・38歳)。大手不動産関連会社に勤める彼女と、官公庁に勤める旦那様とは結婚10年。子供もおらず、経済的に恵まれ、安定した夫婦関係を築いていました。

しかし、1年前に夫がInstagramを始めてから、様子がおかしくなります。今まで平日しか出張がなかったのに、土日も行くようになったり、全体的な雰囲気が華やかになったり……そこで、杏子さんは私たちに調査を依頼。

行先不明の出張が、土日に入るとのことだったので、土曜日の朝から東京都目黒区洗足のマンション前で張り込み開始。杏子さんの旦那様は、クルマの免許は持っているものの、運転はあまり好きではないと聞いていたので、電車と徒歩の張り込みに決めました。

私達は、調査対象者の嗜好やライフスタイルを詳しく聞いて、経済的にも時間的にもムダがないように調査をしています。

朝、6時にグレーのスーツをビシッと着こなし、キャリーケースをひいた旦那様がマンションのエントランスから出てきました。銀縁のメガネをかけて、髪は七三に分けており、中肉中背。杏子さんは強烈な個性の持ち主なので、きっと旦那様も仕事とはいえオリジナリティーあふれる格好をしているのかと思いきや、超無個性な公務員ファッションでした。ステレオタイプなビジネスファションなので、土曜の東京ではかなり目立ちます。

スーツと同じような色の小型のキャリーケースを慣れた様子で引いて改札に向かい、電車に乗り込みます。私鉄とJRを乗り継いで、下車したのは東京駅。階段を下りると、駅構内でも目立たない場所にある、駅の多目的トイレに入っていって、2分ほどで出てきました。

すると驚いたことに、出てきたのは別人。アーミーパンツに青のボーダーシャツ、京都の帆布店の青のトートバッグに大変身。調査開始時も、黒のローファーを履いていたのですが、明らかに靴下を履かずに着こなすと、かなりおしゃれに仕上がることを発見。

向かった先は、意外過ぎる観光スポット

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