コラム 【浮気事件簿】恋愛地獄の入り口は、オーガニックランチ。400万円を貢いだ彼は音信不通~その2~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評のあるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情を紹介するこの連載。

今期の依頼者は、花村朱里さん(35歳・仮名)。彼女は外資系企業に勤務し、実家は目黒の大豪邸。母親は元女優という血を受け継ぎ、華やかな美貌とファッションセンス、広い人脈をお持ちです。そんな彼女が好きになったのは、会社近くのカフェの店員さん。彼は借金まみれの父親に代わり、一家の大黒柱となっている27歳の苦学生。朱里さんはそんな彼に同情しつつ、その気持ちが恋愛に代わり、結婚話が本格化すると同時に経済的な援助(妹と彼の大学の学費200万円と、父親の借金の清算200万円)をします。その直後に、彼と連絡が取れなくなります。

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「彼は体調が悪いと言っているんですが、LINEの返事が全然来なくて。このままでは、私は連絡がとれるまでLINEをし続けてしまうし、気になりすぎて彼の家に押しかけてしまいそうです。そうすると、彼にウザい女と思われてしまう。もし彼が実は体調不良ではなく自分に会いたくないだけだったらそれを受け入れるし、もし別の女性がいたら、“お金目当てだった”と諦めます」

そこで、早速調査をスタート。彼の実家は東京都中央区にあります。この住所は依頼者である朱里さんから伺いました。

江東区と中央区の境にある、昔ながらの家並みが続くエリアに、突如出現した新しいマンションが彼の実家。約70世帯が住む中規模なマンションで、人の出入りが頻繁なので、早朝から深夜までひたすらじっと待ちます。こういう張り込みが一番厄介で、似たような背格好の人が出てくることもあり、常に気を張ってなくてはなりません。加えて、彼は学生で生活が不規則なために、いつ出てくるかわかりません。しかも、彼は引きこもり気味とのこと。なので、私達は平日も土日も関係なく、連日朝から晩までほぼ、24時間交代で張っていました。

金に糸目はつけない! ほぼ24時間体制で彼の実家のマンションを監視

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