コラム 【浮気事件簿】なりきり紗栄子妻が、東大卒ブサメン官僚夫の浮気疑惑を暴く! 復讐鬼と化したのは妻か恋人か~その2~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評のあるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情を紹介するこの連載。

今期の依頼者は、三島紀子さん(34歳・仮名)。都内の大手企業で派遣社員として働く彼女は結婚1年目。旦那様は東大卒の官僚です。紀子さんは父親が浮気を繰り返していたトラウマから、浮気への嫌悪感が強い。太いアイラインに、“大人かわいくエロい”という雰囲気を持つ紀子さんは、ハイレベルな男性から愛されるタレント・紗栄子さんをリスペクト。服もメイクも完コピを目指して頑張っています。

浮気に気が付いたのは、インドア派の旦那様が日焼けをしていたから。休日も行先を告げない外出が増えたことも、浮気を疑った要素のひとつです。

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依頼の翌日が土曜日だったので、早朝から東京都心部にある紀子さん夫婦のマンションの前で張り込み開始。いつものように探偵カーでの待機です。

旦那様の写真は依頼の時に拝見していたのですが、お笑いコンビ・キャイーンの天野さんに似ています。誠実そうで背が高くなく、かわいらしいタイプです。

朝、7時30分に、チノパンにウィンドブレーカーを着た旦那様がマンションのエントランスから出てきました。手に持っているのは大きなトートバッグ。アウトドアブランドのロゴが刺繍で縫い込まれていて、まだ新しいです。

すると、突然背後から真っ白でピカピカなミニバンがやってきました。きっとどこかで私達のように待機していたのでしょう。ピッと停車し、その一瞬で乗り込み、スッと発車しました。私達も急いでエンジンをかけて、尾行をスタートします。ミニバンのナンバーは足立ナンバーでレンタカーではありませんでした。

クルマは東名高速方面に向かい、うんざりするくらいの渋滞を経て小田原厚木道路に入ります。私達もここまで尾行を繰り返していると、クルマのバックサイドを見ただけで、中の雰囲気がいいかどうかがわかります。ルンルンとしたオーラが出ていたので、もし恋人と外出しているなら、かなり親密な関係だと感じました。

ミニバンを運転するのは、パッと見、男性なのか……?

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