コラム 【浮気事件簿】東京生まれ夫、関西出身妻と不協和音からの浮気?復讐のタコ焼きのお値段は?~その2~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評のあるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情を紹介するこの連載。

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今回の依頼者様は鈴木沙織さん(仮名・35歳)。東京都世田谷区内にある一戸建てにご夫婦で住んでいます。沙織さんは体が弱いので、8年前に結婚してからずっと専業主婦。色白ではかなげなロングヘアの美女です。旦那様は3か月前にIT関連会社に転職したばかりのイケメン。関西出身の沙織さんとの結婚は両親に反対されて押し切るも、その後は関係がうまくいかなくなってしまったとのこと。もし、離婚となった時に少しでも有利な条件になる証拠のために、調査に入ることにしました。

調査は、同僚との飲み会で遅くなると連絡があった平日に調査にスタート。飲み会のはずが、20時30分にひとりで会社があるビルから出てきた旦那様を発見し、尾行します。すらりと背が高く、髪の毛がサラサラしていてメガネをかけています。少女マンガに出てきそうな美青年で、これは女性がほっておかないなと思いました。

電車に20分程度乗り、赤羽で下車。会社から離れたところで飲み会かと思っていたら、ひとりでカフェに入り、誰かを待っている様子。スマホを見ながらニヤニヤしているので、浮気相手と会う可能性が大きいです。

21時に駆け込んできたのは、明らかに安産体形の女性ですが、明らかに彼女は性産業のプロ。30代半ばでしょうか、二の腕が太く、下半身がドーンと安定している。白のスーツを着ていましたが、お腹のあたりがぽっこり出ていました。ふたりは、場末過ぎるラブホテルに行き、1時間程度で女性が出て、旦那様は1時間半後に出てきました。

これを依頼者・沙織さんに報告したところ、“うわっ、これは明らかにプロの方ですね”と絶句。

「プロだと、よっぽどのことがないと不貞の証拠にはなりにくいと聞きました。事実を知ることができたのは良かったけれど、離婚の時にガッツリ慰謝料をもらうには、特定の女性とプライベートで会っている証拠が必要だと弁護士の方に言われました。しかも、かなりの頻度での同じ女性との証拠が必要なんですよね……ので、ひとまずこの先の調査は夫の様子を見ながら進めていきたいと思います」

調査に入って1か月に出てきた怪しい出張日。その行先とは……?

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