コラム 【浮気事件簿】収入激減夫と家事放棄の専業主婦妻、奔放な妻が狙うギャル男と、夫の天敵の正体~その1~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者様は男性です。中田裕二さん(仮名・38歳)は、食品関連会社に勤務する自他ともに認める地味な男性。「絶対に浮気しなさそうな夫」という女性のイメージを凝縮したような雰囲気です。グレーのスーツに紺の肩掛けバッグ、靴は合皮のローファーで、気の毒なくらいくたびれていました。そして、着替えをあまりしていないのか、湿った衣類の臭いが全身から漂っています。見た目はカッコいい部類に入るのだから、もう少し外見に気を配れば、モテそうなのにな……と思ってしまいました。

「僕の父は神奈川県内で会社をいくつも持っていたのですが、ここのところ仕事がうまくいかなくなってしまい、今までの経費の無駄を整理し始めたんです。その中に、僕に役員手当として振り込んでくれていた30万円も含まれていて……。文句を言いに行ったら“もういいだろう、16年以上払ってやったんだか。そこそこの金は貯まっただろう”と言われました」

裕二さんの手取りの給料は25万円。お父様からの30万円がないと生活できず、今までの都内の賃貸マンションから、横浜の不便な場所にあるマンションに引っ越さざるを得なくなったそうです。

「ここは父親が持っている物件なので、家賃や管理費はかかりません。新しくて快適なのですが、通勤や都内に出るのが不便なんですよね。結婚10年になる妻は当初カンカンでしたが、3か月目くらいから“ここはいいわね”と言いだしたんです。妻は奔放な女性というか、本当に遊び好きな人だから、おかしいな……と思いました。妻は父からの30万円があったから、仕事もせずにこの10年間、遊び倒してきました。それに気が付き、文句をやめて今の状況を受け入れ始めたと、妻の成長を喜ぶ部分もありました」

浮気の気配を察知したのは、週末の法事

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