コラム 【浮気事件簿】元高校教師夫「俺は10代しか無理」宣言、元教え子の大黒柱妻を足蹴にした19年愛の行方~その1~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は、大宮今日子さん(仮名・37歳)です。「待って、待って、待ち続けて浮気されました」とカウンセリング相談の電話でも、涙ながらに語っていました。電話で話しながら過呼吸になってしまったので、急ぎ面談をすることに。

電話を切ってから2時間後に、お姉さんに付き添われてカウンセリングルームにいらっしゃいました。顔色は紙のように真っ白で、体は小枝のように細く、今にも折れてしまいそうでした。髪の生え際が3センチほど白くなっており、美容院に行く余裕がない生活を送っていたことが伝わってきます。

一方、付き添いのお姉さんは金太郎人形のような雰囲気です。小太りで筋肉質な体、きりりと太い眉、ぎょろぎょろした目など、かなり元気な印象。タバコを吸っている人に特有のガラガラ声で「ウチの妹がバカ男に19年も振り回されて、とっちめてやりたいんです」と言うのを制し、依頼者である妹・今日子さんが話し始めます。

「私と夫の出会いは、私が14歳のときでした。私が通っていた中高一貫の学校の高等部で先生をしていたのです。当時の夫は23歳で、180cmと背が高く、白のポロシャツとチノパンが彼の定番で、それにコインローファ―を合わせたアメリカのトラッドスタイルがよく似合っていました。私は中学校時代から片思いをして、念願の夫の授業を受けるようになり、やっと接点ができました。夫が教える英語だけを勉強し、交換留学生に選ばれたりしていました」

しかし、留学してしまっては先生に会えない。さらに今日子さんは堅実な性格かつ、真面目で質素。当時から貯金額を増やすことが好きなので、辞退したそうです。

「3歳くらいから、将来の夢は“お嫁さん”でした。14歳のときに先生に出会ってから、結婚するなら先生しかいないと思っていたのです。だから、結婚資金を早く貯めたくて学校に内緒でバイトしており、18歳の時点で100万円以上貯めていましたね」

さらに、近所の神社と学校付近の神社に、事あるごとに願掛けをしていたといいます。

「そこまで好きだったこともあり、思いも実り、高校3年生のときに交際がスタート。結婚を前提に真面目なお付き合いをしていました。早く卒業したかったし、もし学校に付き合っていることがバレても、先生が悪い印象にならないように、全教科の勉強を頑張り、難関大学にも合格。進学しましたが先生と会う時間が少なくなってしまうので、中退しました」

それから今日子さんと先生は半同棲生活を開始。堅実な彼女は、「家賃なんてムダなモノは払いたくない」と決意。昼はビル清掃、夜は飲食店とバイトを頑張り、2年間で600万円を貯め、実家近くに家を購入。一緒に住むことにしたとのこと。

20代だった今日子さんのお金をアテにして、生活を続ける旦那様に姉は激怒!

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