コラム 【浮気事件簿】女性部下の逆パワハラにメンタル崩壊寸前……トイレの密談で発覚した、夫の裏の顔~その1~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評があるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情。

パートナーがいる男女の恋愛の詳細を、美人探偵・山村佳子がその事件簿から紹介します! 

浮気がバレた後の夫婦関係、浮気調査のポイントについても語ります。

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今回の依頼者は、ドラッグストアチェーンの運営部門に勤務する、城田祥子さん(仮名・34歳)。彼女は真面目を絵にかいたような人で、表情も言葉も少ない地味目な女性です。カウンセリング当日は、たわわなバストが目立つえんじ色のニットを着ていたのですが、全くセクシーな感じがしませんでした。

1本しばりの髪、化粧っ気のない顔ですが、上品な日本美人で髪も肌もツヤツヤ。ひとつひとつの言葉を選ぶような話し方に誠実さが伝わってきて、「出世する男性が妻として選ぶ女性だ」と感じました。

「結婚10年になる私の夫が浮気をしているようなんです。相手というのは私の部下で……というのもあまり確約はとれていないのですが。この部下の女の子は、第二新卒でウチの会社に転職してきて、可愛くて華やかなんです。ただ仕事が粗いというか、ちょっとズルするところがあって私は細かく注意をしていたんですよね。そういうところが気に入らないようで、無視をしたり乱暴な態度をとったり、上司である私に対して嫌がらせをするようになったのです」

部下からの逆パワハラ……これは空前の人手不足に悩む職場に多いようです。立場上注意はできず、歩み寄るにも文化が違う。祥子さんが仕事の進め方について注意をすると、「申し訳ございません」と大げさに謝るなど、うっかり話し合いもできないような雰囲気を作られてしまうとか。

「でも、以前はそうではなかったんですよ。彼女の態度が攻撃的になったのは、ここ半年くらいなんです。さらには変な嫌がらせをされるようになったんですよね。例えば書類の誤配や、机の上に置いておいた作業中の資料がなくなるなど。こんなことは、彼女の態度が変わるまでなかったことなんです」

そこで、祥子さんは彼女の態度に目を光らせ始めたそうです。すると、その雰囲気を敏感に察知して、祥子さんの視界から消えるようになったといいます。

「彼女は悪い人ではないんです。だから、書類を書き換えたり、私の名前でウソをつくなど、大きく私の足を引っ張ることはしない。ただ、じわじわと嫌がらせをするんです。最近は、トイレに置いてあった私のロッカーの歯ブラシがホコリまみれになっていたり、買ったばかりの修正テープがなくなっていたこともありました。小さなことなんですが、メンタルのダメージが大きくて、会社に行くことを考えると気持ちが下がるようになりました」

中間管理職の祥子さんは、部下のマネジメント能力も評価の対象に……

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