コラム 【浮気事件簿】女性部下の逆パワハラにメンタル崩壊寸前……トイレの密談で発覚した、夫の裏の顔~その2~

探偵歴10年以上、浮気調査に定評のあるリッツ横浜探偵社・山村佳子が目撃した、男と女の浮気事情を紹介するこの連載。今回の依頼者は、ドラッグストアチェーンの運営部門で働く城田祥子さん(仮名・34歳)。彼女は中間管理職で、結婚10年になる旦那様が部下の女性と浮気している可能性があり、その調査を依頼してくださいました。

その1はこちら

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祥子さんのお話を伺っていると、旦那様は女性をとっかえひっかえしている様子。他の女性について、祥子さんはあきらめているようなのですが、自分の部下との浮気は許せない。

旦那様が部下の女性に飽きる前に、調査に入らねばなりません。しかし、敏腕コンサルタントとして働く旦那様の行動は日によってまばら。海外出張に行くこともあれば、週に3回も沖縄日帰り出張ということもあり、なかなか調査日が確定しませんでした。ベタ付きで調査してもいいのですが、それでは莫大な調査費用がかかってしまいます。

その後、電話で相談すると、どうも旦那様がコンサルとして祥子さんの会社に来る日にデートをしている様子。依頼から1週間後にその日が来たので、夕方から祥子さんが勤務する会社が入るビルの通用口を見張りました。

旦那様は、17時頃にやってきました。イタリア人風の容姿で背が高く、華やかでカッコいい。依頼者・祥子さんよりも10歳年上の44歳だそうですが、30代半ばに見えます。スーツの上からも体を鍛えていることがわかります。

こういう華やかな男性と、地味で堅実、聡明な妻の組み合わせは最近増えていると感じます。かわいくて若くてキャピキャピしている女性に取り囲まれているから、人生のパートナーである妻は賢い人を選ぶのでしょうか。これは後でわかったのですが、祥子さんは名門大学卒業、司法書士資格なども有しており、法律に明るい。旦那様はそういうところをリスペクトしたのでしょう。

19時に通用口から出てきた旦那様は、駅前の繁華街に向かいます。喫煙可能な喫茶店に入り、瓶ビールをオーダー。大きなバストのウエイトレイス女性に「きみかわいいね」などと話しかけており、その様子が明るくてスマート。女性もまんざらでもなさそうでした。

コミュ力が高い男性は、自分の能力を確かめるように、女性と遊びます。中には、息を吸うようにウソをつく人もいて、パートナーが傷つけられるケースも多いのです。

電子タバコをふかしつつ、ビールを飲みながらボーッとする旦那様のスマホの画面が光ります。するとウエイトレイスを呼び、財布の中身を見せつけるように会計をし、彼女に名刺のようなものを渡していました。その様子もバッチリ押さえています。

その直後、依頼者・祥子さんの部下らしき女性がやってきました。顔はかわいらしいのですが、横幅が広い。花柄のタイトなミニワンピースを着ており、胸がとても大きく、横幅の割には足が細い。旦那様は豊満な胸の女性が好きなようです。

人目を避けるようにタクシーに乗り込み、向かったレストランで食べたものは……

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