乳がん母さんの明るい共病8|今でも思い出すとつらさが蘇る、乳がん手術の前後~その1~

乳がん母さんの明るい共病8|今でも思い出すとつらさが蘇る、乳がん手術の前後~その1~

6年前、乳ガンが見つかった私はすぐに手術を受けました。

「昨日何食べた?」なんて聞かれても、すぐには思い出せない程度には老化している私にとって、6年前の手術の記憶なんて遠く銀河のかなた。……と言いたいところですが、どっこい、けっこう覚えています。そのくらい強烈な体験でした。

ええっとですね。私の右乳房に居座るガンを、乳房は温存したまま切り取りましょうっていう手術を選択したのが、これまでのお話です。(これまでのお話はコチラ)それには、もれなく放射線治療がついてくるというオマケがありました。だけど乳首は残る上に、乳房再建の手術はしなくていいというメリットもありました。

これは、どちらがいいとか悪いではなく、人それぞれだと思います。はいっ。

入院するにも、いろいろ準備がありまして

さて、手術は乳ガン治療のスタート。ヨーイドンの合図です。

私のガンはどの程度のものか、リンパなどに転移していないかどうかは、切って調べてみないとわからないんですね。だから、まずは手術。

手術には、ガンそのものを取る治療の意味と、組織を調べる検査的な意味の両方があるんです。検査結果がでるまでは、だいたい3週間かかるといわれました。

「えっ?全身麻酔までして手術して、結果は3週間後って、なんじゃそれ?どんなに待ち遠しいドラマだって1週間後には続きが観られるのに?」

ていうか、このときの入院の予定は1週間ほど。結果もわからないうちに退院するの?それって超モヤモヤするんですけど~~?

何ともいえない微妙な気持ちでしたよ、正直な話。

でも、そんなことを言っていても仕方がありません。まずは入院です。

病院からの指定は、いつでも乳を出せるような前あきパジャマと、看護師さんがはかせやすい大きめのゆるいパンツでした。近所のしまむらを何軒かハシゴして、パジャマはそろえました。でも、パンツのほうはラクダ色のババパンツしかなく……。知ってるよ、これ。昔、実家のおばあちゃんがはいていたやつだわ。

さすがに「これをはいたら、私は何かを失ってしまう」という気がして、購入に踏み切る勇気がでませんでした……。

案外、入院前って忙しいものです。ようやく入院までたどりついても、やる事はい~~っぱいありました。体重やら血圧やら計って、麻酔の説明を受けたり、見張りリンパ節の検査を受けたり。前にも何回か経験したおっぱいの超音波検査も。かなりしつこく機械でなで回されて、うとうとし始めた頃に、担当医が入ってきました。

なんと、おっぱいに注射ですって!!

そうじゃなくても痛い造影剤の注射をですねっ!!敏感なおっぱいにですねっっ!!ダイレクトにっっっっ!!4本も注射されたんです~~!!

「いった~~~~いっっっ!!!!」

思わず飛び出しそうになる悲鳴を大人の分別で飲みこみ、私の残りHPは限りなくゼロに近づきました。

そりゃまあ、事前に看護師さんたちから聞いてはいました。「痛いですよ」って。でも、まさか本当に痛いなんて。

エコーと造影剤注射が終わって、ヨロヨロと病室に戻る私を見かけ、看護師さんのひとりが「大丈夫でした?」と声をかけてくれました。

「本当に痛かったですっ!!!!」と訴えたら、「アッハッハ~~」と大笑いしてくれましたよ。なぜ?

鏡には、遠藤憲一みたいな涙目になった私が映っていました。

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